1巻ですでにこのネタが
あさりちゃんの中では定番の塾ネタです。この手のネタは今後もちょいちょい出て来ます。3話目にして早くも出て来てたんですね。
ママにテストの答案を見せる
あさりの成績があまりに悪い為、ママが無理やり塾に入れようとします。
で、あさりのテストの答案に「6-3 浜野あさり」と記入があります。当時「小学◯年生」シリーズの雑誌で連載されていため、最初は読者の年齢とあさりの学年を合わせていたそうです。後で4年生に固定されていきますが、確かに読者も混乱するんでその方がいいでしょうね。
突如イケメンが登場
今回初めて青年キャラが出るんですが、今でいうイケメンです。室山先生は男性の絵を描くのは楽しくて好きだと言うだけあって、古さはあるものの美形なのがよくわかる絵です。
あさりが勉強嫌いなのは前回でもわかりましたが、今回はそれに加えてイケメン大好きという事も描かれてます。で、そのイケメンの存在がこの話の鍵になるんです。
でもイケメンに色々聞き出したんだとしたらかなりのコミュ力だな、あさり。
成績が悪い→塾へ行け!というパターン
定番の塾ネタは塾に絶対行きたくないあさりと、何としてでも行かせたいママという図式が基本ベースですが、初回もまさしくそれでした。
無理やり塾に行かされるあさりがサスペンス劇場ばりの崖から落ちようとするシーンがあるんですが、それに対してママが
「死ぬほどのことかっ!!」
と突っ込みを入れます。
このシーン自体は別に面白くはないです。が、大人になってから見ると、「タモリ倶楽部」でJudas PriestというヘビメタバンドのSinnerという曲が「空耳アワー」で紹介されていて、何故だかすぐにその空耳を連想してしまうんですよ。このシーンを見てその空耳思い出すなんて自分の脳が一体どうなっているのかと思ってしまいますが。
傑作と名高い空耳なので知らない人は是非調べてみてほしいです。
おわり
あさりちゃん(第1巻) (てんとう虫コミックス) [ 室山まゆみ ]
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