1日の中で色々やらされている2人
家であさり達がお手伝いをするシーンが描かれてます。逆らわずにちゃんと言う事をきいてるところに、ママの強さが垣間見えます。
ママの仕掛け
あさりとタタミがママからおやつを出されるシーンから始まります。おやつ(アップルパイ)の大きさが7、8倍位違います。タタミはあさりに大きい方を譲るんですが、その時のママの顔が何か企んでる感満載です。食べ終わると皿にお手伝いの内容が書いてあり、読むとあさりの方が圧倒的に大変な手伝いをしなければならないという事がわかります。お手伝いをしながらあさりは不公平だと怒りますが、タタミは大きい方を選んだくせに、と吐き捨てます。
そういうもんなのか?
その後も2人に大小差がある物を選ばせるシチュエーションが続くんですが、最後に関してはあさりが自由に選ぶ余地を殆ど無くさせてないか?
読み終えてもやもや
大人になってから読み返すと、何だかなあ。というのが率直な感想です。最後にあさりがママのことを嘘つき呼ばわりしてるんですが、確かにあさりの言う通りで、大きさがどうだとかそういう次元の話からは外れてます。パイが出された時、タタミはママの悪い微笑みから察するわけですが、そこに全く気づかないあさりが浅はか、という事でいいんでしょうか。けどママ、嘘はついちゃいかんだろ。
ただ大きさの全然違うものを2人に選ばせてその対価としてお手伝い、という話の発想自体は面白いかなと思います。大小のおやつを用意した上、皿に書き込むとはママも手の込んだ事をやるものだな、とも。
考えてみれば第1話の内容は台風の中あさりとタタミに打ち付けさせる、というものだったので、お手伝いをさせる話がこの漫画の始まりだったという事ですね。あの時程ではないですが今回あさりにさせていたお手伝いもかなり大変なものです。という事を理由に本来主婦の私がやるべきであるあさりがやってた手伝いはずっと見て見ぬ振りしてやってないです。
おわり
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