76話 オニをおいはらえ

オニになった人間にはいくらぶつけてもいいらしい

冒頭で去年の節分であさりがオニをやり、三人から豆を身体中にぶつけられ、全治二週間のケガをした事を思い出すシーンから始まるんですが、節分てそんなバイオレンスな行事だったの?

相当重要な儀式らしい

で、その肝心のオニを決める儀式なんですがこれまた異様な光景です。クジで決めるんですが、白玉が出たらセーフ、赤玉が出たらオニ、というルールです。ママが仕切るんですが、その時のママの姿は完全に丁半博打の壺振りです。

「入ります。」とか言ってるし。

ママ、このためだけに着付けしてるの?浜野家の節分に対する情熱はどこから湧くのか。

で、もちろんお約束の展開

あさりは「白玉出ろ出ろ、祈りの踊り」をやるも虚しく、赤玉を引いてオニをやる羽目になります。泣き喚くも「クジは公平」と一蹴され、友達の家に泊めてもらおうと家を出ようとしますがトラップにかかります。

このバージョンは初めて出て来ました。

顔は描かれてません

あさりが憮然とした顔でテレビを見てると、「ぶすなアナウンサー」が節分の話をしていました。

人をねたんだり、うそをついたり、人間の持つ悪い心こそがオニなのですね。

この言葉を聞いたあさりは不適な笑みを浮かべます。

豆まき開始

あれだけオニになるのを嫌がってたあさりですが、何故か豆まき直前にノリノリに。
去年のように三人に豆を投げられて逃げ回るあさりですが、突然あさりは中断させ、次のように言います。

わたしの中のオニは、おいはらわれました。

さらにあさりは、3人のそれぞれの悪事(ネコババしたり、自分のミスを他人になすりつけたり、というもの)を話し始めます。あさりは、こういった行動は心の中のオニがやった事だ、と話すと三人とも納得。するとあさりは三人のオニも追い出してあげる、と言い、立場が逆転、というオチ。

思わず感心

あさり、意外と賢いじゃん、という回ではないでしょうか。
これまでタタミに色々やられて最後にタタミにだけ逆襲する、というパターンはありましたが、あさり以外の三人全員に、というのは無かったです。
テレビでの話を聞いて自分のピンチに役立たせる事が出来るというのはなかなか大したものですね。ていうかここに至るまで愚かすぎるエピソードばかりだったので、こういった話が非常に際立って見えます。

70話を過ぎてようやくあさりの利口なエピソードが出て来た、といった感じですが、個人的にはママの壺振り姿の方が印象に残ります。意外とサマになってるところに、この人は一体何者なのか、と思わずにはいられません。

それにしても子供に対して全力で豆をぶつける浜野家、今なら虐待と言われてもおかしく無いレベルです。


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