81話 タタリはこわい

珍しく現実社会と季節がぴったり

今回は初詣の話です。「初詣ネタ」と一括りにしてもいいと思います。元旦に私も初詣に行ったのでなかなかタイムリーなネタですね。初詣後に知ったんですが、神社で礼拝をする時は、自分の住所と名前を唱えた方が良いそうです。何も知らずに40年近くまで唱えないで礼拝して来ましたが次からはやるようにします。

姉妹で着物というのは絵的に華やか

冒頭はあさりとタタミが神社の初詣の人の多さに驚いているところから始まります。二人とも着物なんですが、ママが着付けてくれたんでしょうか。最近はお正月に着物を着てる女性はあまり見なくなりましたが、さんごママ、偉いですね。ていうかたかだか節分の鬼決めの時に着物姿になってた位なので着物は好きなんでしょうか。で、せっかくの着物をあさりはとんでもない事に使います。

帰宅後はお馴染みの展開

で、帰宅するとママから鮮やかすぎる制裁を喰らいます。あさりはママに、自分だけが福を拾った事を妬んでる、と喚きます。お前何言ってんの?
ママは顔を引きつらせた後こう言います。

あさりのやったことは、ただのさいせんドロです。返してらっしゃい。

その言葉を聞いてもなお、あさりはこれは自分に目掛けて飛んできた、ドロボーじゃない、と聞く耳持たず。側にいたタタミが、バチが当たるわよ、と脅しても効果無し。呆れるママにタタミが

欲の皮がつっぱってんのよ。

と言うんですが

皆よく使うワードなんでしょうか。

その後あさりに次々と不幸が襲いかかる

あさりが部屋でお賽銭を数えていると、突然本棚が倒れます。タタミにはさいせんドロのたたりだと脅されますが、

たたりよりたたみのほうがよっぽどこわいわい。

と、ヘラヘラしながら殴りたくなるような返事。

が、その後階段から顔から落ちる、火傷する、などその日1日だけで散々な目に遭います。
結局あさりはお賽銭を戻すため、夜中に泥棒のようなスタイルで神社に向かいます。するとパトロール中のお巡りさんに呼び止められます。職質待った無しのビジュアルです。で、どういうわけかお巡りさんは「あさりは賽銭ドロを捕まえ、その金を返しに行く」ところだと勘違いし、あさりは金一封をもらえる、と言うオチ。このお巡りさん、出世は無理そうですね。

もう「バカすぎ」の次元の話ではない

これまでのあさりの愚かなエピソードは数あれど、犯罪はさすがになかったです。ママが指摘してますが、完全に泥棒でしょう。結果的に良心が痛んで戻しにいくわけですが、自分の方に目掛けて飛んできたお賽銭はもらってもいい、と言う発想は一体どこから湧いてくるのか。これまでの愚行をさらに上回る行動を取るとは、やはり只者ではないですね(繰り返しますが犯罪です)。

中盤、あさりが階段から顔から階段から転げ落ちて、顎が巨大化するシーンがあるんですが、その時さりげなくアントニオ猪木のイラストが描かれてるのがなかなか細かいです。好きですけど、こういうの。

5日間で4回病院に行きました

前回の更新から結構日にちがあいてしまったんですが、この数日色々ありまして。というかずっと戦闘モードでした。

             

 水疱瘡の方は予防接種してた事もあり軽度で済み、看病も負担にはならなかったんですが。インフルは私の次に主人にかかりました。全員生まれて初めてのインフルですが、あんたすげえよ‥な出来事でした。
今回のレビューには関係ない出来事なんですが、更新があいてしまったのと、大変すぎたので書いてみた次第です。まだ流行してるので皆様もくれぐれもお気をつけくださいませ。


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