137話 時計があれば

略すと「タイハラ」とか「ウォチハラ」とかになるんだろうか

タタミが嬉しそうに腕時計を見せびらかすところから始まります。ママによると田舎のおばあちゃんが、そろそろタタミも時計くらいほしいだろうから、という事でタタミにくれたとの事。それからというものタタミはあさりに対し、「トイレに15分も入ってるなんて長い」「5分でご飯食べるなんて早食いだ」といったように、腕時計の自慢を兼ねた「時刻での嫌がらせ」をしてきます。今は何でもハラスメントという言葉が出来る時代ですが、「タイムハラスメント」とか「ウォッチハラスメント」とか言われそうなくらいひどいです。

知らない人はググって下さい

タタミがあまりに自慢するのであさりも欲しくなり、ママにねだります。腕時計があれば遅刻もしない、ダラダラテレビも見続ける事もなくなる、というプレゼンをします。あさりのプレゼンは「時計がないと」「時計があると」と、比較して描かれてますが、最近知った大阪の「551蓬莱」の「ある時」「ない時」というCMを思い出してしまいました。
時計のある無しでは無く、完全に自制心の問題なんですがママは一応納得。で、あさりはママからもらった巨大な砂時計に押し潰される、というシーンが出て来るんですが、今回の話の中での一番のギャグでしょうか。その後ろでママが笑顔で去っていくのが何だかシュールです。

腕時計でここまでマウント取る人間もそうはいない

82話でタタミは学級委員になった事をものすごく自慢してましたが、あの時はママも一緒になってお祝いしてました。が、今回はママが見ても目に余る物があったようで、ママが最終的に鉄拳意外の方法で事態を収束させてました。最後の最後でもタタミのあさりに対する態度は「完全にクズ」で、久しぶりのクズエピソードです。
タタミの自慢ぶりには恐らく大半の読者が「ウザすぎる」と思ったと思うので、ママが最終的に取った行動も納得できるかと思います。ページ数は少なめでしたが、始まりも終わりも一貫して「ウザイタタミ」な回でした。


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