本来は反面教師にしなければいけないんだが
あさりがママと一緒に勉強する、という話です。昔はあさりの立場で読んでたわけですが、今となってはママの気持ちがわかる母親になりました。
主婦に対する偏見です
あさりとタタミが学校から帰るとママが、これからあさりはママと一緒に勉強しましょう、と言い出します。タタミが新聞の記事を読むとこのように書かれてました。
「お子さんといっしょに勉強することは、ふだん頭を使わない主婦にとってとてもよいことです。老化を防ぐことにもなります。」
「ふだん頭を使わない」主婦ってところが聞き捨てならないんだが。
あさりとママは茶の間で勉強開始。同じ問題を二人同時にやり始めますが、あさりは問題を解くのにものすごく時間がかかるため、ママはイライラがマックスに。あさりももうやりたく無いとゴネますが、ママには逆えず。仕方なく取り掛かりますが、
あさり「小学生の勉強やって老化が防げるもんかっ。小ジワだらけのくせに。」
と、これまたイライラしながらぶつぶつ文句を垂れます。今更ですが、あさりなかなか毒舌です。
近所のピアノ教室に通ってました
この勉強法、誰も幸せになってないですね。タタミも「ママは短気だからなー」と言ってますが、効果がゼロどころかお互い余計なストレスがかかるだけなのでやめた方がお互いのためですね。66話ではタタミがあさりに家庭教師として勉強を教えてましたが、その時もかなりイラついてましたね。あさりにマンツーマンで勉強を教えるのは、もはや並大抵の忍耐力じゃ無理だって事かもしれません。それにしてもママはこの短時間のストレスで、きっと老化が進んだんではないでしょうか。
身近なママさん達に、子供と勉強をするとどんな感じになるか?と聞いたところほぼ全ての人が「だんだんイラついてくる、同じ事ばかり聞いて来てバカなのかと言いたくなる」という回答が返ってきました。自分も子供にいろいろ教えてるとその気持ちがよくわかるので、さんごママに限った事ではないんですよね。怒らないように気をつけよう、と思わずこの話を読んで反省したりもしました。父親の方が意外と怒らなかったりするんでしょうか。
私自身、小さい時母親と勉強した事がありましたけど、すぐキレられましたからね。母は音大出身で、家にピアノがあったので「習いに行きたい」と伝えたら「お母さんが教えてあげようか」と言われ、食い気味に「嫌だ」と答えた事はいまだに覚えてます。