昭和のものに反応してしまう
あさり、タタミ、ママの三人で街で買い物に来て、一悶着です。デパートの周りにアドバルーンが飛んでる絵があるんですが、今はもう見かけませんね。
国語の成績は意外と良かったりして
あさりは買い物中、無料で配っていた風船をもらいます。するとあさりの側にいた小さい男の子(未就園児と思われる)が、自分も風船が欲しい、と言うもあさりは拒否してその男の子を泣かせます。
あさりはタタミから「わらしべ長者」の話をされ、あの男の子に風船をあげれば、あさりもわらしべ長者のようになれるかもよ、と吹き込まれます。
あさりはタタミの話から、男の子に風船をあげたことにより、最終的にはアラブの大金持ちと結婚できるかも!と考えるんですが、大した想像力ですね。
まだあさりの一人称は「わたし」です
で、この話オチがちょっと意外だったりします。最後のコマで男の子がすごく困った顔してるんですが、あさりよりもこの男の子のこの後の事が気になってしまいました。
この話を初めて読んだ時、わらしべ長者の話は既に知ってたと思いますが、わらしべ長者と聞くとこの話を思い浮かべるようになりました。あさりちゃんの影響力、恐るべしです。
この回であさりが「あわきゃっ」「わおきゃっ。」と言ってるんですが、絵だけでなく、ボキャブラリーも1巻から見ると変化してきたな、とも思いました。