読者からの提案で申請したそう
あさりがギネスに挑戦します。ちなみに室山まゆみ先生は「二人組による1コミックシリーズ最多発行巻数(女性作家)」としてギネス世界記録に認定されてますね。
何やかんやいっても頭はいいってことで
ことの発端はタタミが学校新聞のインタビューコーナーに載った事でした。記事にはタタミの顔写真付きで
「わが校始まって以来の秀才 浜野タタミさんに勉強法をきく‥」
という見出しでQ&A方式で記事が書かれてました。ママは大喜びで、お赤飯を炊く!とまで言い出します。「開校以来の秀才」って普通にすげえな。
タタミとママが大喜びしていると、あさりが負け惜しみ。その上「ギネスブックに載る!」と豪語します。で、タタミを見返そうとあさりがギネスに挑戦する、という流れになります。その後はあさりクオリティ全開です。
あの人たちは何をきっかけに挑戦しようとしたんだろうか
あさりが人よりも優れてるところは何だ?というテーマという点では144話とかなり似ていて、今回も大食いでギネスに載ろうと試みます。タタミに見下されて対抗意識を燃やす、というのもどこかで見たようなと思ったら115話でありましたね。そう考えると展開のパターンとしては目新しいものはないですが、よりによってギネス世界記録ですからね。実在する誰もが凄いと認める記録、というものなので、あさりがいかに無謀な事に挑戦してるのかがよく伝わってきます。
この話の中でギネスブック1984年版の記録になったものがいくつか描かれてるんですが、到底真似できそうもない事ばかりです(おしゃべり159時間、片足立ち33時間など)。この話を最初に読んだ時はまだ小さい時でしたが、「世界一の壁は厚い」と子供ながらに思った記憶があります。
小学校高学年位の時にギネスの特番があって「世界一髪が長い人」「世界一爪が長い人」という人達が紹介されてたんですが、何気なくそのキーワードでググったら、私がテレビで見たよりも遥かに上回る爪や髪が長い人たちが出てきました。髪はともかく、爪の方はちょっとホラーを感じてしまいました。