218話 駅弁のためなら

「おしゃまんべ」と読みます

駅弁により、あさりが失態を冒します。私の地元である北海道で有名な駅弁と言ったら長万部のかにめしでしょうか。

何せ携帯も無い時代

あさり、タタミ、ママ、パパ達4人は特急列車に乗っています。停車中、あさりは駅弁を買いに電車を降り、駅弁選びに夢中になってる間に何と電車が発車してしまいます。あさりはタタミ達に追いつこうと必死に走ります。

あさりは必死に走り、特急列車とほぼ互角の速さで走ります(途中で転ぶが)。
車内での三人は「次の駅で降りて駅員さんに事情を話そう」と相談しているとアナウンスが流れます。

「当列車はおくれておりますので次の駅にはとまりません。」

「こんなことあるんかいな」という作者のツッコミがあるんですが
読者「無いだろ」

何かもう車外でも車内でもカオスな事になっていますね。

パパも妬くのね

電車に乗り遅れた経緯は、ザ・あさりクオリティですね。しかし転んだとはいえ特急列車とほぼ互角に走れるあさり、恐るべしです。

この話は久しぶりに読み返しましたが、ママがあさりの走る姿を「エイトマンみたい」と言ったり、電車の名前が「特急どんがめ」だったりと、意外と小ネタがありました。エイトマンは動画で確認しましたが、白黒でした。ママがエイトマンを語る時に、ハンサムで大好きだったと言っていて、後ろでパパがムッとしてる姿はちょっと珍しい。

新幹線よりも速く走れるそう

この話を読んで思い出したのが、私が未就学児の頃、うちの母には「もしお母さんだけ電車に乗り遅れてしまったら次の駅で降りて待ってなさい」と言い聞かせられてました。振り返ってみるとこういった対処法を早めに決めておくのは大事でだよな、と思いました。駅弁選びのせいで電車に乗り遅れるとか、本当にあったら笑えませんけどね。


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