237話 われらぶるまあ党

あさりとタタミのパンツがちょうちんブルマなのはご存知ですよね

今回はあさり達の下着事情がテーマ。168話であさりがブラジャーをねだる話がありましたが、今回はタタミのパンツに焦点を当てた回です。

ていうかなぜ部屋の真ん中に置いてあったのかと

あさりはタタミの部屋に、おやつだと呼びに行きますがタタミはいません。すると部屋の真ん中に何か可愛い猫の人形が落ちているのを発見。可愛いと思ったあさりは拾い上げると何やら布がくっついています。それを見てあさりは「わかった!」と思います。その直後、ママのところにものすごい悲鳴が聞こえて来ます。ママはまた喧嘩かと怒り、タタミの部屋に仲裁しに行きます。するとタタミが、悪いのはあさりだ!これを見ろ!とあさりをママに突き出します。

あさりは先ほど拾いあげたものを帽子として頭に被っていたのです。ママも一瞬可愛い帽子を被ってるな、と思いながらよーく見て、こう叫びます。

ママ「なに、それっ。パンツじゃないの〜っ。」

部屋に落ちていてのはタタミのパンツだったのです。ママは情けなさに思わず号泣。頭にパンツ被って親を泣かせる女子なんざ、あさり位なもんでしょう。
さらにこんなやりとりが続きます。

タタミ「おげれつだったらありゃしない。もう、気持ち悪くてはけないわ。」
あさり「ぼ、ぼけっ。かぶったほうは、もっと気持ち悪いわい。」

どの口が言うのか。

するとママがある事に気づきます。それはタタミにこんなパンツは買ってあげた覚えはない、という事。タタミは「可愛かったからおこづかいで買った」と言いますが、あさりがタタミのタンスを漁ると大量のお洒落なパンツが出て来てママが怒りますが、タタミは「ちょうちんブルマは嫌!」と言う事に対し、ママは不審に思います。

きっとあさりの行動が無くても十分面白い話になってたと思われる

この後すぐにタタミが急に下着のおしゃれをし始めた理由が「学校のプールの着替えの時のため」と判明するわけですが、「女子あるあるかもな」と。あさり位ならともかく、小6ともなるとブラもしてる子とかも出てくるわけで、タタミが可愛い下着を集め始めたという事に違和感は感じなかったです。むしろママがある一言を言って、ちょうちんブルマーに逆戻りした時の居直り方の方がある意味すごいと思いました。
まあこの回で違和感というか、一番異様な行動取ってたのは姉のパンツをかぶってたあさりですがね。この回はタタミが急にちょうちんブルマを嫌がるようになった事をメインに描いてるわけですが、あさりの行動はいわば話がそこに行くための導入部分になるわけです。が、絵的にもインパクトがありすぎて、タタミ云々より「あさりがパンツを被った回」としてインプットされてます。しかしまあ、「タタミが下着のおしゃれをしてる」とママが気づくまでの経緯をこういう描き方をする事が出来るのは一重にあさりが読者の予想を遥かに上回る位のバカな行動を取るからだと思うと、この愚かさ、もはや称賛に値する気がします。

何はともあれ、頭にパンツを被ったあさりの姿は是非チェックしてください。


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