重い腰が上がらない
今回は編み物がテーマです。編み物は久しくしてないんですが、子供達に帽子とか編んであげたい気もします。もう9月なので今から編まないと冬に間に合わなさそうですが。
この時のあさりは一体何様なのか
あさりはタタミからおさがりのニットのワンピースをもらいます。タタミは「まだそんなに着てないのに」とあさりのものになるのが不服な様子。タタミにはもう小さいでしょ、とママが言うとタタミは「ニットだからほどいて編みなおして、また着れるようにしてほしい」とママに言います。するとママ、一瞬にして顔色が変わります。
あさり「タタミくん。無理難題をふっかけちゃあいけないよ。ホラ、ママが硬直しちゃったじゃない。」
ママ、石化。
それでも諦められないタタミ。ママが無理なら自分でと、何とかあさりのニットを編みなおして自分が着れるようにしようと強硬手段に出ます。その結果、あさりはクラスの男子の前でパンツ丸出しの姿を披露する事になります。これは23話の仕返しとも捉えることもできるのでは?
そこはやはり姉妹ってことか
タタミの強引さが前面に出てる話です。あさりは今回は全く悪いことはしてません。にも関わらず、大恥をかかされます。その上事情を知らないママからも殴られるという散々な目に遭います。
この回を読んで頭によぎったのが、あさりがタタミのパンツを勝手にリフォームしようとしてた168話。当然失敗してたわけですが、その時のあさりは「難しいもんだな〜」とスッとボケた態度。対する今回のタタミはなかなか出来なくても「自分だって出来る!絶対やり遂げる!」と、完全に意地になってます。で、案の定出来ないわけですが、最後まで自分の非を認めない態度。意図的に168話と対比させてるわけではないと思いますが、二人の性格の違いがこういうところでもよく現れてます。とは言っても、勝手に他人の着てる物を台無しにするという行動に出るという一番ダメなところは共通してますがね。
あさりは今回は完全に被害者なので、タタミに対して胸糞悪く感じる読者もいるかもな、と思いながらもテンポも良いですし、何より序盤のママの石化シーンがありますし、好きですこの話。