285話 新学期のお楽しみ

あの頃の戻りたいとは思えない

席替えの話です。小中高と必ずやったイベントですが、年齢問わずとても重大なものだった気がします。そう考えると学生時代ってなかなかしんどいものがありますよね。

なんだかんだ言って最初にタタミを頼るんだな

タタミが夜寝ています。名前を呼ぶ声が聞こえて目を覚ますと、あさりがタタミの上に乗って名前を呼び続けていました。タタミは、こんな夜中に何だと聞くと、あさりは気になって眠れないと答えます。聞けば、明日から新学期ですが、席替えで隣になる男子の顔面偏差値と学校に行くのが楽しみになる度合いが比例する、との事。

タタミ「あんた、なにしに学校にいってんのよ。」
あさり「勉強しに。」

タタミ爆笑の後、「もんのすごくおもしろい冗談だ」という事で即、日記に記録。うん、気持ちはわかる。
そしてこの後、タタミのトランプを使った「すり傷占い」を披露。
翌日あさりはミルクの中に「茶柱が立ってる!」と喜び登校。果たして席替えはどうなるのか(繰り返しますが茶柱が立っていたのはミルクです)。

誰だってジョーカーは引きたくないって事で

当時はタタミのトランプ占いで笑った記憶がありますが、「日記に書いておく」という言動で馬鹿にする手法が結構頭に残ってて、実際にこの言葉をどこかで使った記憶があります。日記つける習慣ないけど。
しかしその後の「ミルクに茶柱」ってのも。しかもあさりがそれを見て「きっといい事あるんだ♪」と登校するところを見ると「ここまでバカだったのか‥」と毎度の事ながら感心します。さらっと描かれてるシーンですが、なかなかクオリティの高いギャグです。席替えの結果がどうなるか気になる話だと思うので、オチは興味があれば読んで確認してみてください。

しかしタタミはあさりを馬鹿にしましたが、皆本音はこんなもんじゃないですかね。この記事書きながら思い出したんですが、その昔フィンガー5も「学園天国」で美人の隣になりたいって歌ってましたし。まあ個人的には美形の隣にはならなくていいから、嫌なやつの隣にさえならなきゃ良かったけどね。

キョンキョンもカバーしてましたね。


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