日曜ならゴルフとかでいない可能性もある
あさり、タタミ、ママの三人がお花見に行く計画を立てます。パパが一度も登場してませんが、一緒に行くつもりだったのかは不明です。
お弁当のためにくりきんとん作るという発想はハナから無い
ママは次の日曜日、お花見に行きましょうかと言います。あさりとタタミは喜び、お弁当の話で盛り上がったりととても楽しみにしてる様子。が、当日は雨でお花見は断念。あさりがあまりの泣き喚き方があまりに酷いので、ママはタタミにある提案をします。
内容的にはオチに至るまで特に何か起きるわけではないんですが、あさりとタタミがお弁当の話をする際、食べ物が書いてあるパネルを使いながらのやり取りをします。

ただ食べ物の絵が描いてあるだけのアイテムなんですが、何とも言えずこれがいい味を出してます。
くりきんとんだけなぜ「ちょこっとだけのくりきんとん」があるかというと、あさりがくりきんとんのパネルをタタミに見せると、
タタミ「え?くりきんとんもわけてほしい?きんとん‥ねえ、わたしもすきなのよねえ。」
あさり「ねえ〜ん、ねえ〜ん。」
というやり取りがあり、さらにタタミは「ちょこっとだけのきんとん」のパネルを持ちながら
タタミ「しゃあない、少しだけよ。」
あさり「わい〜っ。おね〜さま大すきっ。」
特に笑う描写じゃないんでしょうが、このやり取り、最高です。
で、オチでは花見に行けないからせめて‥ということでママがタタミに頼み事をします。その際、なぜそんなものが家にあるのか到底理解出来ないものをタタミが着用。

簡単に言うと「桜の着ぐるみ」って事になります。タタミはちゃんと両腕を上げて桜になりきってます。
自分では作らないだろうけど
タイトルでは花見と書いてありますが、実際は花見には行けてません。「花見に行く前段階」てのがメインで描かれてますが、食べ物のパネルのシーンはほんと好きです。言葉だけじゃなくパネルを持ってるだけでなぜこんなに面白く見えるのかよくわかりませんが、「ちょこっとだけのくりきんとん」、いいですね。
当日はまさかの雨という流れですが、タタミの最後の姿は想像の斜め上を行くものです。しかしくりきんとんといい、桜の姿といい、タタミは何気にあさりのために色々やってあげてるようですね。
来年のお正月にくりきんとんを食べる時、この話を思い出す事間違いなしです。