「球技が苦手」とかいうレベルの話じゃない位の飛距離だった
久しぶりのママの回で、砲丸投げに挑戦します。砲丸投げってこれまでやった事がないんですが、体育の授業でボール投げがあり、信じられないくらい飛ばなかった記憶があるので、砲丸に変わったらさらに悲惨な事になる事は火を見るよりも明らかです。
ママさんが主体になるイベントが多い市だ
あさりが学校から帰宅すると、鉄球が飛んできます。「帆立市主催のママさん体育大会」なるものにママが出場するため、砲丸投げの練習をしていたのです。あさりとタタミと一緒にママは砲丸投げの特訓をしますが、あさりとタタミ、それにより半分死にかけます。
ママは自分で「体力が衰えてる」と言いながら砲丸でお手玉をしてるんですが、コマの外に砲丸の解説が書いてあり、そこには
「重さ4キロ以上、直径95㍉〜110㍉の金属の玉(女子用)」
とあるので、ママの腕力はこれで伝わりますかね。
で、メインはあさりとタタミを交えた練習風景になりますが、あさりは今回危機一髪のところで逃げ続けてるんですが、タタミが今回は二段階で大変な事になってます。
1段階目→ママが手を滑らせてタタミの足の甲に砲丸を落とす→タタミ、身体中にヒビが入りガラガラと崩れる。
二段階目→これまたママが手を滑らせ、背後にいたタタミの頭上に砲丸を落とす→タタミ、首から下が全て地面にめり込む
一段階目の後、崩れ落ちてバラバラになったタタミをママがテープで直してるのがツボです。
やっぱいいね、ママの回
この話にすごく近いのは51話だと思います。冒頭であさりが砲丸にびびるところとか、51話のオマージュとさえ思えてしまいます。あの時から見れば今回はそんなにママはイカれてないですね。で、肝心の砲丸投げが全然上手くならない故、あさりとタタミが巻き込まれるんですが、二人に文句言われてすんなり円盤投げにシフトしてる点も「51話から見ると丸くなったな」なんて思いましたね。至って普通の事かもしれませんけど。
しかし今回はタタミがずいぶん悲惨な目に遭ってました。タタミの様子は「ザ・ギャグ漫画」感満載のベタな描写にも関わらず、何度読んでも笑ってしまう私です。まあここまで笑えるのは加害者がママで、しかも過失ってところも大きいでしょうね。
51話のレビューを読み返すと我ながら絶賛してましたが、今回もやはり評価は絶賛で。