312話 ママへ♡ 最高のプレゼント

10月27日は何の日でしょうか?

ママの誕生日の回です。具体的な日にちまで出てきましたね。あさりとタタミがそれぞれ室山眞弓先生と眞里子先生と同じ誕生日に設定してあるので、恐らくこの日にちはお二人のお母さんの誕生日なんでしょうね。

息子達に同じ思いはさせないようにしなければ

あさりとタタミは「ママの誕生日プレゼントを何にするか」という事でとても悩みます。あさりはご存知の通りお金がありません。タタミは「お小遣いを預金してしまった」そうなのでお金がないそうです。そこであさりから「下ろせばいいじゃん」というツッコミが入りますが

「ぶゎかたれ!預金てのは預けるもんでおろすもんじゃないのよ。」

小六でこの金銭感覚、立派です。

「ママはもうオバハンなんだから、誕生日なんかこなけりゃいいのに。あ〜〜っ、めんどくせ〜〜。」

という言葉をあさりが吐いた事でオチにつながるんですが、この言葉、さんごママより年上になった今となっては色々胸に刺さりますな。まあ正確にいうと「誕生日かなんかこなけりゃ」というより、「誕生日プレゼントのことなんか考えなくてよけりゃ」というのが正解でしょうね。この話の中のママの行動を見てると、小学生の娘二人からのプレゼントに対するハードルの高さを感じました。

で、そのママの行動というのは、あさり達がどうも自分にいいものをプレゼントしてくれそうだと思った瞬間、何とおやつを塩せんべいからまさかの高井堂のケーキにチェンジ。

はたまたさらに高級なお店なのか?

ママの誕生日って事だったわけですが、前回の238話同様「あさりとタタミがプレゼントを何にするか悩む」という描き方でした。今回はあさりとタタミが悩んでる様子がメインだったということもあり、ママ好きとしては238話の方に軍配が上がります。全体のクオリティは決して低くはないので、あくまで個人の感想です。この話、一人で椅子に座って悩むタタミをあさりが石膏で塗り固めて「考える人」完成させる、というものすごいくだらないギャグが最初のページで描かれてるんですが、好きですよ、こういうの。

そして何はなくとも出ましたよ、高井堂のケーキ(ちなみに初の高井堂の登場はこちら)!今回は姿もしっかり書かれてますが、何、このうまそうなケーキ。「高価なケーキ」って事ですが、千疋屋とかそういうレベルって事でいいんでしょうか(誰に聞いてるのか)?
絵を見る限りいちごのショートっぽいんですが、よくある三角のじゃなく、丸型ってところがまたね。たまに似たようなのをお店で見かけれると「高井堂のケーキだわ!」と思ってしまいます。
クリスマスにいちごのショート食べたばっかりなんですが、いつ見ても食べたくなりますね、高井堂のケーキ。


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