今更ながら新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。年末年始は子供達がずっと家にいたり、もはや毎年恒例になりつつある自分の体調不良のため、更新が滞ってしまいました。育児に追われながらも正月気分に浸っていましたが、松の内も明けて普段通りの生活が戻ると同時の更新になります。2021年もあさりちゃんと共に過ごして行きたいと思います。今年もよろしくお願いします。
神田先生=カバってのも既にここで描かれてる
新年一発目の話はあさりの学校での様子から始まります。今回は神田先生も登場です。
神田先生は授業中に抜き打ちテストを行います。しかも50点以下は放課後残るようにと言います。で、そこはお決まりで居残りはあさりのみ。あさりは同じテストをやらされます。80点以上取れたら帰って良いという神田先生が背後を向いてる時にあさりは舌を出しながら
「くそ〜っ、カバタレ!二回めだからっていい点取れるなら苦労せんわい。」
と心の中で悪態をつきますが、これに対し神田先生はなんと手鏡を持ちながら
「浜野、みえてるぞ。」
と、これまで見せたことが無い表情であさりに言います。
その後あさりは同じテストであるにも関わらず、全く問題を解くことができません。出来ない!と喚くとどこからともなく神様の声が。するとあさりは、突然打ちでのこづちのように頭を左右に振ると何でも思い通りになる「打ちでのこづち少女」になります。お察しの通り、夢オチです。
神田先生も突っ込んでたが、居残り中に居眠りすんなよ
これまで神田先生はちょいちょい登場してたんですが、ここまであさりと一対一で絡んでるところが描かれてるのは無かったかもと思います。手鏡のやり取りとかは神田先生のちょっとした黒いものが垣間見えますね。と同時にあさりの担任をしている苦労、お察しします。
で、突然頭が打ちでのこづちになるって流れですが、誰が見ても夢オチなのがわかると思います。その状態で帰宅して、強欲なタタミやママの餌食になる様子が描かれてるんですが、夢とはいえタタミやママのこういうところは10巻の大長編から全くぶれてないな、という感想です(こちらを参照)。
本編とは直接関係ない話ですが、あさりがテストが解けずに
「ふったらなんでもでてくる、打ちでのこづちみたいな頭がほしいよ〜っ。」
と、喚いてるんですが、少し前にこちらのブログで台湾のIQ180のIT大臣のオードリー・タンの本が紹介されていたんですが、それによるとオードリーは就寝前に覚えたい資料がある時、それをパラパラとめくり、そのまま就寝。すると朝起きるとそれを読み終えた状態になってるとのこと。あさりが願ってる事とはちょっと違うけど、私だって欲しいよ、その頭。
まさに「頭の出来が違う」としか言いようがない