315話 逃げるがソン

優しい先生だったんだけれども

病院ネタで、女医さんが登場します。少し前に歯科にかかったんですが、そこも女医さんでした。初めて行ったところだったんですが、衛生士も事務の方もおらず、その先生が全て一人で賄ってるようでした。その雰囲気に何となくもう行く気にならず予約は取っていません。

育児中の自分も結構近い状態になってる気がする(反省)

あさりが風邪を引いてしまいます。病院に行くのが嫌で逃げ回っていましたが、とうとうタタミとママにより捕獲され、強制的に病院に連れて行かれます。

病院で待ち受けていたのは鬼のような女医さん。この女医さんの苛立ち方が「こういうヒステリックな女性っているよね」という描き方。何つーかリアルに嫌な医者ですね。ていうかいくら苛立ってるからって針のついた注射器を患者に投げつけるとか完全にアウト。

そして当然のように、あさりは病院から脱走。

1巻から順に読んでるから、こういう思考回路になるんだろうか

病院を嫌がるあさりをタタミが連れて行くってパターンですね。このパターン、初出は14話で、その後も89話277話でもやってます。今回もタタミは病院に連れて行くのに苦労していて、道中にあさりがもぐらになりすまして逃げようとしてるところは、14話であさりが同じく道中に鳩になりすまして逃げようとするシーンのオマージュかと思ってしまいましたが考え過ぎでしょうか。

これまでの病院の話は、14話→あさりとタタミが共倒れ、89話→タタミだけ酷い目に遭う、277話→無事に治療を終えるが色々と微妙な感じ、今回→あさりが自滅、って事でオチはバラバラだったりします。今回のあさりの自滅パターンて一番王道な感じがするんですが実はこれまでは無かったんだな、と今気づきました。けどどれが一番印象的かと聞かれるとやはり277話かなと。理由はやはりタタミにそっくりな女医さんが出てくるってところが面白いからですね。今後病院の話がまた出てくるかはちゃんと覚えてないんですが、あれ以上インパクトのある医者ってそうそう出ないでしょう。

今回も決して駄作というわけではなく、導入部分にタタミとママの茶番があったりと、「特筆すべきことがない」と書いた14話より面白かったです。


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