331話 留守番ってた〜いへん

素直に羨ましいスタイル

あさりが一人で家で留守番をします。ママとタタミが出かけるところから始まるんですが、スーツ姿のママ、ウエストが超細いですね。

そしてこの絵本をすぐに差し出せるタタミ

あさりはママとタタミが外出中、一人で留守番する事に。ママからは物騒だから気をつけるようにと言い聞かせられます。タタミには「留守番の手引書」として渡されたのが、「オオカミと七ひきの子ヤギ」でした。

タタミに対して「バカにしやがって!」と怒るあさりですが、端々でこの絵本をしっかり読んでたりします(ちょっとかわいい)。

ママなら卒なく対応できそう

ママ達が出かけてすぐ
一人目→強面のおばさん(あさり曰く「ライオン丸みたいなおばさん」)
二人目→スーツを着た優しそうな男性
三人目→ニコニコした若い女性

の、三人が訪ねてくるわけですが、メインは二人目の男性です。この男性、ぱっと見じゃわからなかったんですが押し売りだったわけです。普段なかなかお目にかかれないような怖がり方をするあさりですが、予想外(きっと本人にとっても)の方法で撃退する事になります。

子供の時、「押し売りお断り」のシールが貼られてる家を見た事がある

これまた時代を感じる話でした。もう今の時代は訪問販売というのは殆どないですし、見知らぬ人が来た場合わざわざドアを開けずにインターホン越しに帰ってもらうように伝える事ができますからね。昔は玄関の中に入っても法的にも問題なかったそうなので押し売りというのも成り立ってたんでしょうね。私的には押し売りと言えばやはりこの漫画をすぐ想像します。

結構な頻度で出る押し売りネタ

今回の話は1986年前後のものですが、まだ押し売りがいたって事ですね。そう考えると思ったより最近まで存在してたんだなと。
押し売りの男性がメイン、と書きましたが一人目のおばさんと三人目の女性との絡みも面白かったです。

「あさりが留守番」てことですぐに思い出したのは10話だったんですが、読み比べるとあさりがずいぶん成長したように見えますね(見えるだけだろうけど)。


タイトルとURLをコピーしました