「半ドン」て言葉知ってる人いる?
今更感がありますが、あさりちゃんの連載が始まった当初は、現在のように週休二日制ではありませんでした。学校週五日制の導入を検討される事になったのはこの話が描かれた1986年。今回はあさりが土曜日も学校が休みになる事に狂喜乱舞します。
昭和は六十四年で終わったのです
あさりは「ビッグニュースがある!」と学校から帰宅早々、息を切らしながら話します。その内容とは「学校が今後週休二日制になり、土曜日も休みになる」というもの。タタミとママは新聞で何ヶ月も前に見ていたため、終始冷めた反応。
さらにタタミは
「昭和六十七年から、小学校は一週おきに土曜も休み。」
「中学、高校に関しては、まだきまっていない。」
と、既に得た知識をあさりに伝えます。この時はまだ昭和六十七年て表記だったんですな(平成3年に該当します)。
そんなあさりが好きなのさ
週休二日制になるのは6年後であって、あさりはその時は高校生になっている計算になります。上述した通りこの時点ではまだ高校生は週休2日になるかはわからなかったのです。にも関わらず喜ぶあさりに対し、このセリフ。
「あさりのあほは、ず〜っと小学生をやるつもりよ!!」
いいんじゃないか、永遠の小学四年生だし。
この温度差は何だ
週休二日制が学校に導入された時のこと、かなりよく覚えてます。86年の作品ですが、自分の過去と絡めて思い出せる時事ネタが増えてきたなあと思います。
私と同世代の読者もきっとこの話を読んだら懐かしがるはず‥と、思い夫に聞いてみたところ「あんまりよく覚えてない」との返事でした。