北海道では青あざを青たんと言います
あさりが怪我をします。とは言ってもあざが出来るだけで済みますが、場所が場所なだけに思わぬ騒ぎになってしまいます。
いばら、久しぶりに登場です
あさりは2階の階段から落ちてしまい、お尻を強く打ってしまいます。あざが出来てしまい、痛みのせいで座って食事をする事もままなりません。苦痛を和らげるために、タタミはあさりに変わった形の座布団を渡します。
座布団ののおかげであさりは快適に過ごす事が出来るように。座布団を学校でも使っていると、いばらから衝撃のセリフが。
「いやだ〜っ、浜野さんて 痔 だったの〜。」
さらに他のクラスメイトたちからも畳みかけるように「これは痔主が使うもの」と言われます。この出来事から放課後までのあさりの気持ちを考えると、まあ地獄でしょうね。
帰宅後あさりは復讐の鬼と化し、同じ目に遭わせるべく棍棒を振り回しながらタタミを追いかけます。
さんごママくらいのマダムになるとこんな事も可能です
はっきり言ってここまで殺気立ったあさりが描かれてるのはこの漫画始まって以来かも、と思うくらいです。ホラーっていうのとはちょっと違いますが、鬼の形相になってるあさりの絵は別のジャンルの漫画と化してます。
不幸にもママやパパもあさりの怒りによる巻き添えを喰らうわけですが、個人的にはそのシーンもツボ。ママが攻撃を喰らった時、「お」とだけ言って飛び上がります。その際、コマに書かれてるように「美しい飛び上がり方」をしています。尻を強打されてもなおエレガンスを失わないママ、さすがです。
全体の流れとしては、あさりに痣が出来る。しかもよりによって場所は尻。→最悪な形で座布団の秘密を知る→あさり、正気を失うほど怒り狂う、と11ページの中になかなか盛り沢山です。
それにしても怪我をする場所が尻だと何となく間抜けな感じが拭えませんね。それだけに今回のあさりと同じ思いは今後の人生で味わいたくないものだと思いました。