366話 だれもいない夏休み

23巻

今年もよろしくお願いします

新年明けましておめでとうございます。2022年最初の更新です。一発目はまたしても季節外れの夏休みネタです。

そして彼も不在でした

あさりは夏休み中、同級生達に片っ端から電話をかけますが、友達は全然出ません。「きっと皆夏休みを利用して旅行とかに行ってるんだ!どこにも行かず家にいるのは自分だけ!孤独だ!」と喚きます。

タタミがあさりに、誰もいないって事はないでしょと話しかけるんですが、

「あの‥、ホラぶさいくな子。あれならきっといるわよ!」

ぶさいくな子なら家にいるだろうという発想がよくわからない。

それを理由に別れたわけではないようだったが

私の学校では夏休み中の登校日というものがありませんでした(北海道だから?)。という事でこの話を読んで、登校日という言葉を知ったんですよね。登校日で検索したら、今はほとんどの学校では廃止されているという事もわかりました。と同時に8月6日や9日当日、もしくは前後の日を登校日にして平和教育の日に充てる学校も多かった事も知りました(関東の方ではこれも常識なのか?)。
あさりが同級生の名簿を見ながら電話をかけてるシーンがあるんですが、現在は個人情報に対して厳しくなっているので他の生徒の住所や電話番号を簡単に知るという事も出来なくなっています。登校日があることも名簿があることもこの時代からすると普通の事として描かれてますが読み返してみるとなかなか昭和感を感じる話でした。

それにしてもタタミが話題に出してた「ぶさいくな子」なんですが、「母親もぶさいく」とイラスト付きで説明されているのが抜かりない。

その昔、私が友人A子と友人B子と集まった時に

友人A子「B子の元カレって超ブサイクだったんだよ」
私「見たことないから知らないけど、そうだったの?」
友人B子「お母さんが超ブサイクなの」

とまあ、こういった会話をした事を思い出しました。
友人B子が元カレのお母さんを初めて見た時何を思ったのでしょうか。


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