この作品で得た知識です
お酒を飲んで暴れることを「トラになる」と表現するのだと作中でタタミが説明しています。今年の干支らしい話です(全然関係ない)。
なぜこんな見え透いた嘘をつくのか
パパが晩酌中にビールを飲んでいました。あさりは目を離した隙にグラスのビールを全て飲んでしまい、酔っ払って大暴れします。
ママはパパに、あさりにお酒を飲ませるなんて!と激怒します。パパは「アワだけ欲しがったから、それしかあげてない」と言いますが、グラスは空っぽ。酒を欲しがる人間の「アワだけ」「一杯だけ」という言葉は心の底から信用できません。
お酒は好きだけど今だにビールは飲めません
酔っぱらったあさりを見たい人には良作。
個人的には一番近づきたくないタイプの酔い方ではありますが。
焦ったパパは飲酒したあさりを心配し、大丈夫かと聞きます。それに対しあさり、ケタケタ笑いながら親父ギャグ連発。こんなやつだけは飲み会に誘いたくないと思わずにいられません。
記念すべき(?)初の酒を飲んだ作品は4巻に収録されている58話になりますが、やはりインパクトは58話の方がデカいなと。超初期のパワフルな絵と、過激な暴力描写があるからというも理由としては大きいんでしょうが。
あさりがビールを飲んでいるシーンで、当然のように「こんなアポなマネをしてはいけません」と手書きの注意書きが記されています。そりゃそうだと思いながらも、子供からするとビールの泡が美味しそうに見えるのってすごくよくわかります。私も子供の頃に泡だけもらった事がありますが「クソマズ!」と思った記憶があります。