406話 人間って顔じゃない!

25巻

文句言われたところでどうにもならないわけだが

あさりが学校で友達とお互いの顔を描き合います。自分も過去に図工の授業で同じことをやった記憶あり。あんなに画力が無い絵だったにも関わらず文句一つ言わなかった友達は懐がでかいです。

四年生でこれだけ描けるなら充分

あさりは図工の授業で「友達と2人1組になってお互いの顔を描くように」と言われます。あさりはかっこいい子や絵が得意そうな子を選んで、自分の顔を描かせます。

友達が描いたあさりの顔の絵は、全部で7枚。あさりは納得いかないようですが、最初の3枚はなかなか似てると思います(4〜6枚目はあさりが言うように確かにへたかも)。個人的には2人目の女の子が描いた絵(とその時のあさりの様子)が一番好きです。

この発言は「人間は顔だ」と思っている事の裏返しとも取れる

あさりの「お前は何様だ」感が出まくりの話です。

絵を描くにあたり、相手に合意を取るのではなく、力づくでペアになって描かせた上に「似てない」と文句を言うとか学校ではかなり傍若無人な様子。

それだけではなく、あさりは最後に今回のタイトルである「人間て顔じゃない」というセリフを吐きます。昔ある方が「このセリフを口にする者は自分を何様だと思っているのか」と言っていたんですが、今回のあさり、まさしくそれ。学校での一連の行動があった後なのでなおさらです。

読者によってはあさりの行動に対してイラついてしまう話かなと思いますが、個人的にはお絵かきネタの漫画や動画や昔から好きなので色々な絵が見れるのはなかなか楽しかったです。


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