女子が食いつきそうな話題ではある
「しょうゆ顔」「ソース顔」という言葉が出てきます。1988年にこの二つの言葉は流行語大賞を受賞したそうです。27巻の奥付に初版が1988年と書かれてるので、流行ってる最中に描かれた話と思われます。
金欠であるが故
ジュニア向けのファッション誌で男女の写真を募集していました。採用されると図書券のプレゼントがもらえるということで、あさりは応募することに。これからの男の子の顔はしょうゆ顔が流行る!と考えたあさりはしょうゆ顔の男の子を一生懸命探します。
個人的にはソース顔の方がタイプ(どうでもいい)
顔を調味料で例えるって誰が最初に考えたんでしょうね。
冒頭でも書きましたが、この話は1988年に描かれたと思われますが、時代はバブル真っ盛り。私のような昭和生まれの人間はこの言葉からバブル特有の空気を思い出したりしますね。
時代背景を抜きにしてもあさりが男の子を頑張って物色してるところは珍しいですし、読み応えあり。
中盤でタタミが「みそ顔」「ケチャップ顔」と一見あり得ないようなものを考えるんですが、令和の今、検索したら普通に出てきました。
そして何度読んでもよくわかりませんでした。