487話 春一番

30巻

あらすじ

あさりが外を歩いていると強風が吹き、「春一番かな!?」と思っていると、突然女の子の声が聞こえてきます。その女の子は「ただの風の子」。話によるとこの時期には風の子が集まってかけっこをするのだと言います。優勝した風の子は春一番になることができ、それはとても名誉なことだと教えてくれます。しかし、ただの風の子はかけっこが遅くて一度も春一番になったことがないと嘆きます。あさりは代わりにかけっこに出場してあげることにしました。

あさりは二つ返事でかけっこの出場をOK

一人で歩いてるあさりの前に突如現れた「ただの風の子」は見た目はあさりと同じくらいの年齢であろう女の子。性格は内気なタイプです。

後半からはかけっこの様子が描かれてます。去年の春一番だった「すごくはやい風の子」のビジュアルが完全にタタミそのもの(髪型は違うが)。驚いたあさりは「あれは遅い顔!」と信じることが出来ない様子。ていうか「遅い顔」って何?

かけっこが行われてる空間はどこなのか謎

外で吹いてる風を女の子に擬人化させて、春一番を巡ってかけっこで競うって内容が何だかメルヘンチックで可愛いですね。

あさりも特におバカなことはせず、シンプルに頼まれたことをやってあげてます。

あさり自身も役に立てたことが嬉しそうな様子でたまにはこういった話も悪くないという印象です。


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