494話 ああ理想の家族

30巻

あらすじ

あさりは理想的なお母さんを思い描いていました。しかしテストの点数に怒るママを見て、あさりは現実は全く違うものだと思い知らされます。

要は怒らないママなら良いらしい

あさりは国語で「わたしの理想のお母さん」という作文を書かされます。それによるとこんなお母さんが理想だそう。
・のんきな性格♪
・へそくりのかくし場所もすぐ忘れちゃう♪
・0点をとっても「大きな○(マル)。あはは。」と言って笑って済ませてくれる♪

本当にこんなお母さんに育てられたいか?

神田先生の意図は一体?

「理想の母」ってテーマですぐに思い出すのはやはり160話これは私の中でちょっとした問題作として位置づけされてる回なんですが。

160話では「聖母マリア様みたいな優しいママ」が理想だったのに対し、今回は「能天気で少しお馬鹿さん」が理想の母親像になってます。以前まとめにも書きましたが160話が描かれた時期は「作者絶賛スランプ中」だったはずなので「もしや意図的に描き直したのか?」と勘繰ってしまいました。今回の話に関してはシリアスさはゼロで「いつものやつ」感があり、160話のトラウマ(言い過ぎか?)を払拭してくれました。

しかし今更なんですが「理想のお母さん」ていう作文、テーマとしておかしくない?


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