あらすじ
あさりのクラスに転校生がやってくることに。「すごい美少年らしい」という噂が広まっていて、あさりは楽しみで仕方ありません。
お前がそれを言うかと
翌日転校生がやってくるということで、あさりは丸一日かけて二つの準備をします。
一つは肌の手入れを始めとする女子力アップ系。もう一つは筋力アップのためのトレーニング系。
「なぜ筋トレ?」という話ですが、なんでも自分の隣の席を空けるために強制的に現在隣の席に座ってる男の子をどこかへ吹っ飛ばすためらしいです。
とりわけ女子力アップのための準備には念入りで、ママが呆れながら「誰に似たのか」と言ったところ
タタミ「身のほど知らずのメンクイ。たぶんママよ。」
タタミもしっかりママの血を受け継いでるがな。
この話を読んでから噂話の警戒心が強くなった気がする
肝心の転校生の姿はちゃんと最後に描かれています。
子供が読んでもわかるくらい「噂話」というのがいかにいい加減なものかという事がわかる話。大人になってからも学校や職場で自分自身のおかしな噂が広まってるとわかった時はいつもこの話を思い出してました。
しかしこの転校生、何も悪いことしてないのに何だか気の毒ですね。