あらすじ
あさりのクラスで七夕飾りを作ることに。神田先生は各自五枚ずつ五・七・五の俳句で短冊を作るように宿題を出します。タタミに相談すると、難しく考えず一日五・七・五で話してみたらどうかと提案されます。
実際の出来栄えは「ちょい焦げ」ではなく「真っ黒」
あさりは一日五・七・五で話すことにトライ。ママが「ちょっと焦げた」というおやつのホットケーキを目の前にして出来たのがあさりの最初の句。
「さんごママ 料理がへただ ああまずい。」
五・七・五で言われると何だか余計腹が立つ。
しかしあさりはこれをきっかけに次々と五・七・五で日常生活の出来事を表していきます。
読んでたら やってみたくも なるじゃない
テーマが「俳句」というなかなか教養を感じる回。何となく「好感度が高い」って言葉がしっくりきそうな作品(伝わる?)。あさりが次々と五・七・五で日常の出来事や心情を表すんですが、上述したママの料理をディスる句は一番印象に残っていて、俳句というワードを聞くと即座に思い出します。
タタミが「五・七・五というものを難しく考える必要はない」と言ってるんですが日常の些細な事もこんな風に表現できるのね、と思わず自分もやってみたくなります。ていうか読者の中で実践したことある人きっと沢山いるよね?