あらすじ
あさりの学校はもうすぐ卒業式。校長のアイデアで在校生の送辞を五年生の代表と四年生の代表二人に読んでもらうことになりました。代表を決めるくじ引きをしたところ、何とあさりが当たりを引いてしまいます。あさりは送辞を書くことが出来ず困り果てます。
総司で掃除ってか
代表に決まった直後、あさりは「送辞なんて出来ない!卒業式当日に恥をかきたくない!」と喚きます。当然すぐにタタミを頼るわけですが、その際に涙ながらに沖田総司の姿でホウキで掃き掃除をする姿のあさりが妙に愛おしい。
しかしあさりはタタミを怒らせてしまい、一人で頑張るしかない状況に陥ります。
校長しか悪くないやつ
「あさりが送辞を読む」という、これが最初で最後になるであろう内容です。あさりが代表をやると決まった直後、校長は責任を感じて体育座りして青ざめてますが「四年生からくじ引きで決める」って時点でこのくらいの事は予想しておけ。
あさりに頼まれてタタミは一度は代わりに書いてくれるわけですが、書き上げたものは送辞ではなく答辞。しかしこの文面はあさりが読みながら感動するくらいの出来栄え。もし私が小六の答辞を書かなきゃならない立場だったら間違いなくこの文面パクります。
今回は扉絵であさりが「三十一巻はこの話で終わりです。三十二巻でお会いしましょう。」と言ってます。というわけで(?)次回から三十二巻に入ります。