あらすじ
夏休みもあと二日で終わり。「今年もカナヅチのままだった」と落ち込むタタミ。宿題が終わっていないあさりは「もし泳げるようになったら宿題をやってほしい」と言い、タタミは承諾。あさりとタタミは水泳の特訓のためにママに海に連れて行ってもらいます。
タタミが言いそうなセリフをあさりが心の中で思った様子
あさりとタタミは少し深いところで泳ぎの練習をします。海なので当然波があり、ビート板に捕まっているタタミは勝手に少しずつ移動していきます。タタミは冷静でいられなくなり喚きまくり。
タタミ「泳いでないのに陸から遠くなるーっ。波が、波がわたしをさらうーっ!いやーっ土左衛門はいやーっ!」
うるせえなこいつ。
そしてテンパるタタミの様子を見てあさりもドン引き。
あさり「タタミおねーちゃんて、水に入るとのーみそ流れでるのかな?」
ほんとそれな。
スイカやサザンの音楽のような存在
タタミ様の崩壊です。
「あさりがタタミに水泳指導」というテーマは初期の作品である90話が元祖。あさりとタタミの立場逆転ぶりが強調していた90話に対し、本作は「タタミ、水中だと知能下がりすぎ」って印象が強く残る作品です。
終盤に少しではありますがホラー要素があり、タタミは怖い思いをします。それを都合よく捉えるところも、もはやいつものタタミ様ではありません。
オチではあさりが泣いてるんですが何だか90話のオチのオマージュに見えるのは私だけ?
テーマの好き嫌いは別として、タタミが水泳で無様な様子を晒してる話を見たら「夏だな」と感じる私です。