あらすじ
あさりのクラスの新学期の生活目標は「きれいなことばづかい」。あさりは「話し方がわからない」と悩みます。そんなあさりにタタミがアドバイスをします。
想像してみて?異様だから。
タタミがあさりにどんな事をさせたかというと、「浜小路 朝里子(はまのこうじ あさりこ)」という名の人間になったように振る舞うこと。そのイメージは貴婦人。あさりはすっかりその気になります。
あさりは翌朝神田先生にも「ごきげんよう」と挨拶。クラスの子達にも驚かれます。同じように周りの友達の名前も変えてみる事になります。一例として吉川ゆかりちゃんを「吉野川 ゆかりこ」といったように改名。結果、あさり以外のクラスの人間の言葉遣いも貴婦人化。
恐ろしい子‥!
ここで吉川ゆかりちゃん初登場です。
モブで終わるかと思いきや、今後まさかのレギュラー化。なぜかゆかりちゃんの名前だけは覚えていたので、初登場はいつなのかと聞かれたら「33巻のこの回」と常にドヤ顔で答えられる状態でした。
肝心の内容なんですが、あさりを筆頭に気持ち悪いくらい言葉使いが丁寧になるってのが面白いですね。しかし名前を変えただけでこうも変われるとか北島マヤか?
この回を読んで思い出したんですが、実は少し似た経験があったりします。中学生の時のクラスの担任が国語教師だったこともあり「帰りのHRまで丁寧な言葉遣いで過ごしてみよう」と提案し、皆で遊び半分で敬語で過ごした事があったのですよ。その日の日直の女の子が帰りの挨拶をするときに「ごきげんよう」と言った瞬間クラスが静まり返った事がいまだに忘れられません。