543話 百パーセント女の子

33巻

あらすじ

あさりが突然「男の子に生まれたかった!」と言い出します。タタミ、ママ、パパの三人は「まさかあさりは学校でセクハラをされているのでは?」と心配します。

そして毎日塩ご飯になるかも

なぜあさりは突然こんなことを言い出したんだ?と心配する三人。ママが「もしや学校で男の子にセクハラされて女だという事が嫌になったのでは?」と言い出します。
ママとパパはあさりが学校で男の子にスカートをめくられたり、胸を触られたりしてるのでは?と考えますが、タタミが「それは無い」とバッサリ。そしてその話の流れからママがパパに対し「会社で女子社員にセクハラしてるんじゃ‥?」と突然疑い始め、あさりの話どころではなくなります。ていうかもしそんなことしてたらパパはもう会社に居られないと思うぞ?

タタミがあさりの元へ行き、理由を聞きに行ったところ、タタミが突っ込む気にもならない程のくだらない返事が返ってきます。

どちらの漫画もPTAの受けは最悪

懐かしの7話以来の「男に生まれたかった!」です。

「これっきり出てこないネタだろう」とかつて7話のレビューに書いたんですが、まんまと同じようなネタがありましたね(完全に忘れてた)。そしてあさりちゃん史上初めてのセクハラという言葉も。
1989年にセクシャルハラスメントという言葉が流行語大賞を受賞したという背景もあり、それを元に話を描こうと室山先生は考えたのではないでしょうか。

ママとパパが色々なセクハラを想像しますが、確かに昔の小学校では一部の男子は平気でこんな事してたんですよね。「スカートめくり」「胸をさわる」という学校内でのセクハラを見ると、私はいまだに「まいっちんぐマチコ先生」や「ハレンチ学園」を思い出してしまいます。

これぞ昭和のお色気漫画。


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