あらすじ
桜貝小に演劇部ができました。入部を希望するあさりは「スター(主役)になれるかしら」と張り切ります。タタミは「スターには才能・ルックス・心構え」の三つが必要とあさりに説きます。才能もルックスもダメだとわかったあさりは落ち込みますが、タタミが「心構えが何とかればスターになれる」とある方法を教えます。それは「わたしはだれよりすばらしい」と言い続けて自己暗示をかけるというもの。早速実行したあさりはすっかりその気になります。
他の教科はどうだったのだろうか
「わたしはだれよりすばらしい」の暗示にかかったあさりは「だれよりすばらしいわたしが」という言葉を使って傲慢な態度を取ります。しかしちゃんと効果はあるらしく国語時間に教科書を音読させられた時につっかえずにスラスラと読むことが出来たのです。神田先生も驚いてあさりを褒めます。しかしあさりからはこの反応。
「失礼ねっ!だれよりすばらしいわたしが、つっかえるわけないでしょ。」
神田先生、クラスメイト一同ドン引き。
今となっては懐かしい回
なぜ「すばらしい人間」が「高飛車」「傲慢」に置き換わるのか。
自己暗示にかかったあさりは上から目線で偉そうな態度を取り続けます。大物芸能人気取りと言えばわかりやすいでしょうか。友達無くすぞという感想しか湧きませんが。
「あさりがスター」っていうと懐かしの1巻に収録されているオーディションを受ける回があります。同じテーマではそちらが元祖なので読んだ事がない方はぜひこちらから。