あらすじ
あさりはタタミのハンドバッグを勝手に持ち出して出かけてしまいます。それを知ったタタミは怒り心頭。あさりはタタミの怒りを鎮めるために「姉妹なんだからお互いの物はなかよく共有しましょうよ」と言います。
某ガキ大将を彷彿させるセリフ
あさりが
「おねーちゃんの物は、わたしの物。わたしの物は、おねーちゃんの物。なかよく共有しましょーよ。」
と、タタミに頬擦りしながら言ってるんですがこの時の顔がなかなかキモい。
この言葉を聞いてとりあえずタタミがいなくなったのであさりは難を逃れてホッとします。が、タタミ様がこれで済ませるはずありません。
大きさ的に中には何も入らないやつ
タタミ様により「共有する」というのがどういうことなのかあさりは思い知らされます。
タタミが自分の持ち物を勝手に持ち出された事に怒り狂ってるんですが、これは誰でも怒るだろと思うので序盤のあさりの態度はなかなかムカつきます。まあ終盤でタタミがあさりに殴りかかってるので私と同じくあさりにムカついた読者もそこで溜飲は下がるかなと。
あさりが100%悪いと思う話ですが、最後はあさりとタタミが結託した形で締められてます。この落とし方に関してはタタミも結構ご都合主義だって事も描きたかったのかなという感想です。
ちなみにあさりが持ち出したハンドバッグは白くてふわふわした毛の小ぶりなもので可愛いです。そしてちゃんとキツネの顔がついてるところにこの漫画らしさを感じる安心感。