あらすじ
毎日ママやタタミ、先生に怒られてばかりのあさりは「別の誰かになりたい。浜野あさりはもういやだ。」と思うように。するとその翌日ママが「あさり、起きなさい」と言うと「私はあさりじゃない」と言い出します。
なぜか名前は全て三文字
ママはまた変な遊びを始めたな‥と思い「あさりじゃないなら誰なの」と聞くと「あきこ」と言いながら起きて朝食を食べます。
さらにママが「あきこちゃん、ゆっくり食べてると本当に遅刻するわよ」と言うと「あたしれいこ」と言う返事。
こんな調子であさりは家と学校で注意されるたびに「さちこ」「けいこ」「ゴリラ」「あさちゃん」「みどり」と都合よく名前を出してはその場から逃げようとします。ていうか「ゴリラ」って何よ。
ママはあさりの様子に「いったい何なのよ」と困惑。するとタタミは「多重人格では?」と分析。あさりは自分に都合のいいように別の人格に変わり現状から逃避しようとしていたのです。
心理学に詳しそうなタタミ様
あさりが嫌なことから逃避するために突然おかしな行動を取るって話なわけですが、全体的な印象として172話と似てるなと。私この記事のレビューで「イラつく」って連発してますね。そして今回も同じような感想なわけですけど。
初めてこの話を読んだ時あさりの多重人格ぶりはわざとやってるのか無意識なのかよくわからなかったんですよね。しかしママが「どうやれば元に戻るの!?」と心配してる様子を見る限り無意識にやってるだろうと。だとしたらママとタタミが行った荒療治くらいで治るとは思えないんだが。
タタミはあさりがこんな状況になったのを冷静に分析できてますがさすが普段からフロイトとか読んでるだけあるね。