646話 ママの願い

40巻

あらすじ

あさりとタタミの部屋はいつも散らかっています。ママは二人にもっと片付けが上手になってもらいたいと思い、童話を創作します。

ママは187話でも童話にトライしてたよね

ママが作った童話は

「むかしむかし‥。
世界じゅうを旅している”あさり”という少女がいました。」

という書き出しで始まります。あさりは旅の途中、ものすごく汚い町に辿り着きます。その汚さたるや掃除が嫌いなあさりでも引いてしまうほど。聞けば、この国は皆掃除が下手な人ばかりで王様からして掃除が下手だというのです。そしてもし掃除が好きな娘がいたら王子様の花嫁にするというおふれが出されていました。王子様はとても美形です。

‥と、ここまでがママが描いたストーリー(タタミは名前が”タタミ”になっていて内容は全く同じ)。ママはあさりとタタミに「この話の続きを考えなさい」と指令を出します。

それぞれ作った話は

あさり→汚くても三日住めば慣れるから大丈夫→ハッピーエンド
タタミ→きれい好きでマメな”さんご族”をお金で雇いこの国を綺麗にすればいい→ハッピーエンド

ママはどんな話を望んでいたのか

あさりもタタミもどうしようもない内容ですが文才がない私からするとここまで書けるのはある意味すごい。

ていうかママに聞きたいんですがこの方法で本当に二人が掃除をしてくれると思ったのか?

ママは怒ってましたがお金に余裕があれば家事代行を頼みたいと思ってる私はタタミのお話を支持します。


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