672話 ふたりのパパ
家庭訪問で神田先生があさりの家に来ることになります。神田先生は放課後あさりと一緒に下校がてら家に向かうことに。
「くっつきタコさん」というタコのおもちゃを売ってる露店の男性が「パパとお散歩?」と聞いた事をきっかけにあさりが悪知恵を思い付きます。あさりは神田先生をあえて「パパ」と呼ぶことで家庭訪問に来ることを妨害したのです。
神田先生が悲惨な目に遭う回であり、あさりに対してなぜこんな秒でバレるような嘘をつくのかというツッコミを入れたくなる回でもあります。しかし露店の男性の最後の言葉は空気読めなさすぎでは?
そしてどうでもいいけどくっつきタコさん私も欲しいです。
673話 終業式攻防戦
明日から夏休み。あさりが幸せな気分に浸っているとママが武器を片手にあさりに迫ります。明日から塾に行かせようとするママとあさりに攻防戦が始まりました。
あさりが帰宅するとママは早々に物騒な武器を突き出してきます。あさりが青ざめて「これは‥」と震えているとママは答えます。
ママ「これはメイスという。丸い頭に長いスパイクがついているのでモーニングスターとも呼ばれる。」
あなたは本当にただの専業主婦?
内容的はお馴染みの塾に行く行かないの話ですがさんごママの数々の武器の名前を知ることができるのは読者も嬉しいのでは。もちろん私も全ての武器の名前でググりました。
674話 あさりをさがせ!
おやつの時間。タタミはエスカルゴのバナナケーキを美味しく食べていました。ふと横を見るとあさりがいません。おやつの時間になってもいない事に心配したタタミとママはうにょにあさりを探しに行かせようとします。
「うにょの役立たず!」ってところでしょうか。しかしあさりのためにおにぎり作ったりするうにょは可愛いと思うが。
そしてエスカルゴのバナナケーキ。ビジュアル的に「丸ごとバナナ」にそっくりです。このレビューは朝書いてますが今日買い物で買う気満々になってます。
675話 悲劇のパープリン伝説
その昔年の差が二歳、姉が秀才、妹は出来が悪いという姉妹が桜貝小に通っていました。二人は差がありすぎたためにいつも比較され続ける日々。結果その事に苦しんだ片方が体育館の第二用具室でで自殺。その出来事が発端となり同じ条件の姉妹が第二用具室に入ると取り憑かれる、という「桜貝小パープリン伝説」というものが生まれました。何も知らずに第二用具室に入ってしまったあさりは「皆がタタミおねーちゃんと比べる!」と悲しみます。
ホラーものっぽいですが終わりかたはかなりあっさり。一見あさりがピンチに見えますが壮大なフェイク。最後のタタミの姿は661話の展開を考えればさもありなんという感じです。
しかしパープリンて言葉は私は初期のこち亀で知り、この話を読み返して意味をちゃんとググって調べたところ「放送禁止用語になってないのか?」と思うくらい酷い意味なんですが。
小林よしのり先生が命名した言葉だったんですね。