700話−703話

43巻

700話 キスの味どんな味?

あさりは少女漫画の影響で「キスってどんな味なんだろう?」と思うように。いつものようにタタミの元へ行き「キスの味ってどんな味?」と聞くとタタミは想定外の質問に激しく動揺。答えられずにいるとあさりからダメ出し。逆ギレしたタタミは「ママに聞けばいい」と悪い顔をしながら答えます。

あさりは素直にママの元へ行きますがここで作者からのコメントが。

「あなたも自分のおとーさん おかーさんに聞いてみましょう。性に対する親の考えがわかります。」

勘弁して下さい(ママ目線での気持ち)。

ママの反応は「つまんないこと考えてるヒマがあるなら勉強しなさい!」「そんなことばっかり考えてるから成績が悪い」と門前払い。ここでまた作者のコメントが。

「ちなみに、こーゆーおかーさんはサイテーです。」

肝に銘じます。

701話 金魚観察記録

あさりは部屋でじーっと金魚を眺めています。タタミが何しているのかと聞くと「夏休みの宿題で観察をしなきゃならない」と答えます。しかしタタミがあさりの観察記録を見たところ「およいでた」しか書いてないやる気のなさ。

タタミがこのままいけば最後の観察記録は

「△月×日 およいでいなかった。死んだ。」

となるのは目に見えている!と突っ込みます。あさりは危機感を感じるかと思いきや「先にそう書いちゃえば面倒な宿題が終わる♪」と上機嫌。おい!と突っ込みたくなると同時に観察記録の面倒臭さを知る人間としては「その手があったか」と思ってしまった。

タタミがあさりにちゃんとした観察をさせるために水槽を窓際に置いたことにより金魚が猫に食べられてしまいます。お前92話でもあさりのオタマジャクシ死なせてたよな?

702話 怪談、ポチを呼ぶ声

あさりはうにょと散歩中「ポチ」と呼ぶ声が聞こえます。しかし振り向きますが誰もいません。うにょを見ると横で震えています。帰宅後に話すとママが、二ヶ月前に犬を連れた女の子が散歩中にひき逃げされた事故があったと話してくれました。その犬の名はポチ。ポチも女の子と一緒に死んでしまったのです。タタミはその女の子はきっとポチが死んだことを知らず今も探し続けてるんだろうと言います。

あさりとタタミは散歩中に声が聞こえたのはうにょとポチがそっくりだからではないかと考えます。うにょがとりつかれてしまうことを恐れたあさりとタタミ。皆で現場に現場に向かうことに。

最後にポチのビジュアルが明かされるんですが可愛いと評していいのかわからない。しかしちょっと癒される。

703話 みんなでサッカー

あさりは休み時間にいつも五、六年の男子と一緒にサッカーをやっています。するとずっとあさりたちを見ている美少年がいました。その男の子は五年二組の転校生。あさりが「まぜてあげようよ」と言っても周りの男の子達は断固反対。しかしあさりが「かわいそう!」と強く反論し、渋々一緒にプレーをOKする男の子達。

あさりは「自分て優しい♪」と自画自賛してますが田西みたいな男子だったら絶対混ぜてないはず。そしてこの転校生は見事に豹変。「過去にこんなやついなかったっけ?」と思ったんですが、完全に桑原サマだ。


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