60巻(996➖1012話)

60巻

この時代はまだリモートはなかったですね

996話 「あさりの起こし方」
毎朝遅刻ばかりのあさり。何とか早起きさせれる方法はないかとママが悩みます。
声かけでも全然起きない、と嘆いてるママですが、もう抱えてリビングとかに連れて来た方が早くない?

997話 「うふふアスパラクッキング」
あさりとタタミはママに、にんじんとピーマンを食べるように言われる度にうんざり。2人はママがキライなアスパラ料理を作ろう!と思いつきます。
読者が1度は「なぜこれをやらないんだろう」と思ったことでしょう。そしてオチも長年の読者なら読めるものになっています。

998話 「今日は何の日?」
ママがあさりとタタミに「五月三十日は何の日?」と聞いて来ます。しかしあさり達はのらりくらりとかわして誤魔化そうとします。
「00の日」が沢山出てくる日です。なぜ掃除の日?と思ったんですが「ゴミゼロ」ってことらしいですね。今後も何もやらないけど。

999話 「ワオっ!オニタタミヘアー」
朝起きるとタタミの頭に寝癖がついており、ツノが二本あるように見えます。あさりはタタミを揶揄います。誰もが思うと思うんですが、この寝癖、どうやって寝たらつくの?

1000話 「がんばれ鰯パパ」
朝、あさりが学校へ行こうとするとパパがまだ家にいました。あさりは「なぜこの時間に家にいるの!?」と騒ぎます。
パパが朝いるってのは確かにこれまでなかったですね。そして作者も突っ込んでますが珍しくパパからあさりへの暴力シーンも見られます。と言っても初期では武器とか振り回してましたけどね。

パパはどんな名前を希望するだろうか

1001話 「口は災いのもと」
あさりが76点のテストの答案を持って意気揚々と帰宅。するとママが珍しく割烹着を着ています。あさりがその姿を見て「おばーちゃんみたい」と言ったことでママが激怒します。
割烹着のデザインが昔ながらのってのもあると思いますが、令和じゃなく平成でも、この髪型はもうないのよ。

1002話 「名前を変えよう♡」
あさりは「自分の名前にあきた」と言い出します。タタミが「家の中だけお互い違う名前にしてみようか」と提案。するとあさりは「ビクトリアブラディーヌってよんで」と言います。
タタミの希望は「菘(すずな)」、ママは「麗華ママ」。どんな名前で呼ばれたがるかでその人の理想の人間像ってわかるものですね。

1003話 「あさちゃんのまんが教室」
あさりは学校で沙紀ちゃん達に「まんがの描き方を教えて欲しい」と言われます。放課後あさりは「まんが教室」として、皆にレクチャーします。
絵が単にうまいだけ、というわけではなくそれなりに漫画の描き方を心得てるんだなということがわかります。漫画についての勉強はしてないだろうと思っていたので、ごめんと言いたい。

1004話 「夏のヒロイン」
夏休み。あさりは市営プールで足がつったお兄さんを救助し、一躍人気者になります。
あさりが男の子達にチヤホヤされてるところを見ることができるなんてそうそうないでしょう。プールサイドで得意げになってる姿はちょっと好きです。

1005話 「ためされるあさり」
あさりは学校の友達から「口が軽い」と思われています。あさりは「そんなことない!」と反論。するとタタミは「ならためしてあげるから、今から言う秘密を絶対誰にも言わないように」と言い、あさりに校長室の秘密を話し始めます。
タタミにも突っ込まれてますが神田先生のお見合いを暴露したという前科の人間を誰が信じるでしょうか。

物事を深く考えないタイプのお馬鹿さんは苦手です(個人の感想です)

1006話 「雪だるまの夢」

雪が積もり、あさりとタタミは雪だるまを作ります。あさりが自分そっくりの雪だるまを作り喜びますが、タタミに壊されてしまいます。想像以上にショックを受けていたあさりを見て、タタミは罪悪感を持ちます。
最後にあさりのためにタタミが頑張っています。タタミが作った雪だるま、これはこれでありでは?

1007話 「早春の風」
神田先生から詩の宿題を出されたあさり。その日、帰ろうとすると靴箱に「森川山男」という5年の男子からの手紙が入っていました。
あさりが勘違いするのもアホですが、有名な詩をそのまま手紙に使うと言う手法をとった森川山男もどうなのか。ていうかあさりがこれみてわかると思ったんだろうか。

1008話 「バリアフリーを考えよう!」
あさりは校長室で正座しています。すると校長が「桜貝小をバリアフリー化させようと考えている」とあさりに話します。
あさりに「もしきみが80歳だとして」と聞いてるんですが、あなたの方がその年齢に近いですよね?

1009話 「あさりとかしわもち」
あさりは大好きなかしわもちをバクバク食べている時にのどに詰まらせてしまいます。ことなきを得ましたが、その出来事の後あさりは全く食事を取れなくなってしまいます。
ガリガリになるあさり、どこかで見たことあるようなと思ったんですが、この時のタタミによく似ています。

1010話 「荒れる学校」
神田先生は学級崩壊の記事を週刊誌で見ていました。「自分のクラスはあさりがいるが、平和で良かった」と思いながら教室に行くと、あさり以外の生徒が全員反抗的な態度。神田先生は一体何が起きたのかとわけがわからなくなります。
学級崩壊という言葉が出て来たときだったのでしょうか。確かに神田先生のクラスって「あさり以外は」まともですよね。

1011話 <番外編>ハイスクールあさりちゃん
スポーツ名門と言われる揚巻(あげまき)高校。速井太郎はこの学校でスポーツ特待生として入学。「打倒浜野あさり!」と1人で熱くなり、盛り上がっていました。
コーチに「浜野のこと好きなんだろ?」と言われテンパる太郎の姿が。この回からハイスクール編に本編とは違った恋愛要素が織り交ぜられるようになったのではと思います。成長した登場人物の姿は見た目の良し悪し関係なく、デフォルメした感じが薄れてくるので、そういった要素を織り交ぜても違和感がないのもあるでしょう。個人的な感想ですが、速井太郎みたいなタイプの男子は結構無理です。ていうかリアルにこういうタイプの男子が身近にいたんですけどね。

1012話 「あさりVSニンジン最後の対決」
あさりは巨大なニンジンと様々な対決をするも、全敗。「負けたんだから食べなさい」とママとタタミに言われます。
読者からニンジンを食べれるようになるアドバイスの手紙が沢山くるそうです。読者達、優しすぎん?


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