74巻(1258➖1276話)

74巻

まだ写真が撮れる時代ではない

1258話 オールキャラマンガ スーパーヒーローさんごマン
今回もママが主役かつ正義の味方です。あさりとタタミはそれぞれデブアサリンと性悪タタミンという怪獣として登場。ハイスクール版の速井太郎も出ています。

1259話 新しい校則
校長が「桜貝小の校則を新しくしよう」ということで、各クラスで学級会を開き、生徒に作らせるという方法を提案します。
「自分で作った校則なら守るでしょう」というのが校長の狙い。1年生に意見を聞いても全員ポカーンだと思うが。

1260話 プレゼンでアピールしよう!
今度の日曜日、外食しよう!とママが言い出します。ママはフレンチ希望。しかしタタミはイタリアン、あさりは焼肉が食べたいので意見がバラバラ。パパは「それぞれのプレゼンを聞いて決める」と言います。
ママは食べ物よりジャニ系のギャルソン目当てなので秒で却下。タタミよりママの方が推し活で散財するタイプな気がします。

1261話 わすれるって大事
駅前広場のベンチで座っているおばあちゃんが気になるあさり。毎日昼から夕方まで、特に何をするわけでもなく座っているため、何か事情があるのではないかと考えます。
あさりはそのおばあちゃんに話しかけ、なぜ毎日そこに座っているのかと聞きます。室山先生が年齢を重ねたから書けた話かなとも感じる作品ですね。

1262話 あさりは謎の宇宙人?
あさりが留守番中、ママへの電話がかかってきました。伝言をお願いされたのでメモしておきますが、あまりに字が汚く解読不可能なものでした。
「勉強や漢字が苦手」という話は幾度となくあったものの、字の汚さは意外とネタになってなかったですよね。個人的にはうにょが字を書けることに驚きです。

1263話 キョーフ話できゃー
あさりとタタミは「こわい話くらべ」をしていました。タタミに怖い思いをされてばかりのあさりは「なんとかしてタタミを恐怖を感じさせたい!」と悔しがります。
あさりが「音楽室のベートーベンの写真が」と話しているんですが、ベートーベンとモーツアルトらしき作曲家の見分けがついていないことが判明。ていうかそれは写真じゃないぞ。

短編なのですぐ読めますよ

1264話 エスパーさんご
ママは夏休み中、あさりとタタミに振り回されてぐったり。しかし突然ママがエスパーに。家事も育児も全て思い通りになり、ママはご機嫌です。
あさりが突然超能力者になるパターンはありましたが、ママとは珍しい。こんな能力があるにも関わらず家事と育児以外に利用してないところが根っからの主婦ですね。

1265話 赤いロウソクと鬼タタミ
あさりが読書感想文の宿題に苦しみます。タタミは「感想文の書きやすい本を選ぶといい」とアドバイスし、あさりに『赤いろうそくと人魚』という本を読んであげます。
小川未明さん作の実在の作品です。名作と名高い作品ですが、あさりにかかればどんな感想文になるかは言わずもがな。こういった実在する文学を紹介してくれるのこの漫画の魅力ですね。

1266話 多数決でキメ!
あさりの秋の遠足は、クラス会議で決めることになっていました。クラス会議当日、巻貝山・巻貝美術公園・鉄道公園の三つで多数決をとることに。
あさりは巻貝山推し。女子は美術館、男子は鉄道公園という図式。親の立場からすると、安くて荷物が少なくて済むところならどこでもいいです。

1267話 犬の鼻はなぜぬれているの?
あさりは「なぜ犬の鼻はぬれているのか?」と疑問を持ちます。すると、タタミが『ノアの箱舟』の伝説をあさりに説明してくれました。
室山先生のお得意の神話を引用している話。オチはあまりにもしょうもないです。

1268話 モデルはあさるちゃん
タタミは申年の年賀状のイラストを描くにあたり、あさりをモデルにすることに。そこにはあさりがさるに扮した「あさる」のイラストが描かれてあり、あさりは激怒します。
あさりが怒るのも無理ないですが、自分の年賀状に妹のイラスト描くってどうなのか。「あさる」普通にかわいいけどな。

1269話 うにょとにょん1(わんこ)型
街中で「にょっくしょん」というクシャミが出る「にょん1(わんこ)型」の風邪が大流行。すると、あさりとタタミの前に大学の研究者が現れ「にょんと鳴くその犬が感染源ではないかと疑っている」と言い出します。
タタミが「おとなはみんなうそつきよっ」というセリフを吐いて「一度言ってみたかった」と悦に入っています。タタミにもちゃんとそういうところが存在してたんですね。

「ヒポポタマス」って言いにくい

1270話 すご〜い1日
明日は終業式。あさりは通信簿のことを考えると不安で仕方ありません。しかし受け取った通信簿の中身は信じられないものでした。
どうせそんなことだと思った、というオチです。あさりは最後「今月のおこづかい全部使って」あるものを買うんですが、ママにも怒られることは間違いなしです。

1271話 野菜を食べてきれいになろう
相変わらずにんじんとピーマンを残すあさりとタタミ。ママはそんな2人に「野菜を食べるとスタイルが良くなって背も高くなるのに」と言います。
ママは自分のスタイルを「若い子にも負けない美しいプロポーション」と自画自賛。そのくらい突き抜けて自慢してくれると逆に清々しい。

1272話 夢のおつげ
あさりは2日連続変な夢をみますが、どちらも正夢に。3日目には、にんじんを美味しく食べている夢を見ました。
あさりは目が覚めた時「好き嫌いがなくなった」と喜んでるんですが、本人も食べれるようになりたいと思ってたのね。

1273話  きみは貯金できるか?
あさりはママに「今年こそお年玉を貯金するように」と言われます。側で見ていたタタミは「あさりに貯金は絶対に無理」とバカにします。
タタミは「収入ー貯金=支出」という式が作れないあさりに「自己破産タイプ」と嘲笑います。小学生にして何万円も貯金があるタタミならここまで言う資格は確かにありますね。

1274話 おしゃれなあだ名をつけよう
あさりは「マリリン」というあだ名で呼ばれてる女の子を見て「自分も外国人みたいなあだ名で呼ばれたい!」と考えます。
あさりは神田先生のあだ名を「カバは英語でヒポポタマスだから、そのままヒポポタマスでいいや」と考えます。てことは校長はウツボの英語名の「モーレイイール」だな。

1275話 魔法のランプみーつけた
あさりはゴミ捨て場にランプが捨ててあるのを発見。「魔法のランプ!」と喜んで持ち帰ります。
ランプを擦ると、煙が出てくるという展開に。「ランプの精」再びか?と思いましたが、オチは結構斜め上でした。

1276話 ハイスクールあさりちゃん
あさりは学校帰りに靴箱を開けると、中にメロンパンが入っていました。タタミと大磯くんは「何が入っているかわからないんだから、食べちゃダメ!」と止めます。
ラストはハイスクール編。相変わらずあさりはバレンタインにミニチョコを配っているようです。大磯くんに「胃袋でモノを考える」とさらってディスられてますが、食い意地は高校生になっても変わらずなようですね。オチは大体読めるのではないかと思います。それにしてもハイスクール編のタタミは出るたびに美しくなっていってますね。


タイトルとURLをコピーしました