個人的にはサザエも好きだが
1638−1640話 オールキャラまんが 浜野はまだか①-③
今回のオールキャラ漫画は3本立てです。1本目は校長室で神田先生、成田先生が勢揃い。3人で「あさりはまだか」と待っている、というもの。2本目は港達とゆかりちゃんが屋外で集まり、あさりを待っていました。男子メンバーと女子メンバー両方と約束をしており、ダブルブッキングだったことが発覚、という内容。3本目はタタミ・ママ・パパが家のあらゆる場所で「あさりはまだか」と待っています。
今回は珍しいパターンのオールキャラ漫画です。1本目はともかくとして、2本目と3本目はあさりのダメさが全開。つくづくよく友達無くさないなと思います。
1641話 あさちゃんウソつかない!
あさりは、冬休み中に九州のおばあちゃんのところに行った時のお土産をクラスの女子たちに渡します。するといばらは「昨日デパートで九州の物産展をやっていて、そこであさりたちを見た。そのお土産はそこで買ったんじゃないの?」と、あさりをウソつき呼ばわりしてきました。
これはいばらにむかつく話ですね。「女子は殴らない」というタタミが、いばらにゲンコツを喰らわしてます。
1642話 あさりの順番
今日はひな祭り。ママがはまぐりを用意していましたが、あさりの顔が曇ります。学校で「はまぐりが好きか」と聞かれ「好き」と答えると「あさりがはまぐりを食っておかしい」と馬鹿にされたと言うのです。
貝にもカーストがあるってことですかね。一番はあわびだとタタミが言いますが牡蠣が入ってないぞ。
1643話 出前天使でいいことしよう♡
今日はいばらが欠席。神田先生に「誰がプリント届けてくれないか」と言われ、あさりが学校帰りにいばらの家に寄ることに。しかしいばらはなんとずる休みだったのです。
今回は後半にちょっとした出来事があり、悪ガキのあさりの気持ちが変わったようですね。初期には考えられなかったオチだよなと思いながら読みました。
1644話 カメの気持ちとウサギの気持ち
あさりのクラスでは、国語の時間に「なりきり朗読会」というものをやっていました。おはなしの登場人物になったつもり読むというもので、あさりは『ウサギとカメ』のカメの気持ちになって読むことになりました。
『ウサギとカメ』ってウサギが嫌なやつで、カメがちゃんとしてるやつみたいに聞こえますけど、あさりが考えるカメ像はこの上なく嫌なやつ。自分が読んでいた話の裏で、カメがあんな気持ちになってたらと思うと。
「ひねって開けようとして潰れる」もあるある
1645話 アイスの神様
あさりはソフトクリーム型のアイスを食べようとし、カバーを開けます。しかしうまく外れず半分に割れてしまいます。
一コマ目から「あるある!」となる絵が。あさりはタタミに「割り箸割るのも下手よね」と指摘されてます。思いっきり自分も当てはまってるんですけど。
1646話 大怪獣さんごVSあさり
1647話 大怪獣さんごVSあさり②
あさりはテストの答案を返され「家に帰ったら大怪獣さんごあばれる」と重い足取りで帰宅します。予想通りママがすかさず「この間のテストだった?」と聞いてきます。
この話は無料で公式サイトから読めます。さらに『Domani』のインタビューで室山先生がこの話についてお話しされてます。インタビューによると、室山先生のお母様のエピソードがもとになってるそう。パパの反応とかがめちゃ引っかかるものがあったんですが、きっと同じことを感じるママさんは多かったのではないかと。本編もインタビューも面白いので、まずは読んでもらいたいと思う話です。本編はこちらから。インタビューはこちらからどうぞ。
1648話 あさりの大きな目標
突然、家族の前で「大きな目標立てる」と宣言したあさり。すると、文字通り巨大な文字で「目標」と書いたものを立てたのです。
タタミ達があさりに矢継ぎ早に目標を提案していきます。そのたびにあさりの顔がこわばります。どうでもいいけどこの「目標」とやらはどうやって作った?
1649話 赤ちゃんことばは楽しいでちゅ
タタミは友達の家に行くと、犬がいました。その友達は犬に向かって赤ちゃん言葉を使っており「気持ち悪い」と絶叫します。
あさりはタタミの話に影響されて赤ちゃん言葉を使い、やめようとしてもクセになってしまいます。「あさぱー語」もすぐマスターしてたもんな(467話参照)。
1650話 新品っていいな〜
あさりは「1年生は全てが新品でうらやましい」と言います。あさりは1年生に戻りたがります。
新品のランドセルをうらやましがるあさり。扉絵でハートのモチーフがついたかわいいランドセルを背負ってますが、最近のランドセルって本当にこういうデザインのありますよね。
「ケンカで呼び出しくらう」とか一生経験したくないやつ
1651話 うらない師タミタミ
あさりは朝から遅刻しそうで焦りまくります。その後も何度も不幸に見舞われ「占いでこんな日だとわかってれば注意したのに」と嘆きます。するとタタミがあさりを占ってあげることに。
この話で「あさりと港がよその学校の子と喧嘩したのでママ同士で謝りに行く」と言うエピソードがあるんですが、港のママとさんごママはどちらも苦労してるようだなと。
1652話 うにょを天才犬に作戦
あさりが「うにょはばか犬」と嘆きます。しかしあさりは、そんなうにょを天才犬にすると言うのです。
ママがうにょのおなかを撫でてる絵がありますが、恍惚とした表情をしておりますね。
1653話 あさどんのこいのぼり
ママがあさりとタタミの前で突然泣き出します。町内会の主婦の集まりで、老人ホームに手作りのこいのぼりのプレゼントをすることになったそうです。しかしママの周りの手伝ってくれる方がおらず、1人でやる羽目になってしまったというのです。
「大きなこいのぼり」ってことですけど、めちゃめちゃでかい。ていうかいくら他のママさんたちが仕事してるからって、ママ1人に押し付けるとかどんだけ鬼なの?
1654話 ごめんねパパサンタ
クリスマスイブ。あさりは小さい時からイブの日はサンタクロースに食べてもらうために、枕元にミルクとクッキーを置くようにしていました。
若かりし頃のパパがイブに泥酔して帰宅。さらにサンタの姿でミルクを食べて吐くという最低なことをします。ママが「何でイブに忘年会を」と怒ってますが、私も昔の職場が毎年それやらされてて、上司は大顰蹙でしたよ。
1655話 30人目の呪い
あそたちは、旅行のクーポンが当たり家族で旅館に泊まりに来ています。当たった分に少し足して、2部屋予約したので、あさりとタタミは部屋で2人きり。温泉も食事も良くて満足していたあさり。しかし寝ている間に幽霊が出たのです。
ホラーかつ少し長めの作品で読み応えがあります。はっきり言って出だしが一番怖い。室山先生の本領発揮という感じです。「旅館で座敷童」「旅館で幽霊」っていうのはすでにやってるネタで(209話・471話参照)、どちらも無害なお化けでしたが、今回は極めて有害な霊です。加えて、旅館の支配人と思われる人間が使えなさすぎて震えるレベル。ある意味霊よりもこいつの方が有害に思えるほどです。
タタミが頑張ってあさりを霊から救い出しますが、懐かしの93話を思い出しました。後期になると全体的に1話のボリュームが少なくなっていますが、やはりこういうがっつりしたホラー回は長めのがいいですね。