私はのんある気分を飲んでました
あさり達は夏休みに入ったようです。今年の息子の夏休み中に私の地元に帰省した際、実家のベランダから花火大会を鑑賞しました。一緒にいた従姉妹とその子供達(小学生)は、これで夏休みの絵日記が書けると喜んでいました。が、その際従姉妹は「くれぐれもママ(従姉妹)が飲んでるビールの絵は描かないように」と釘を刺していました。どうなったのかはわかりませんが、正直に全て描いて学校に提出したような気がしてなりません。
今夜は花火大会
あさりとタタミは夜行われる花火大会が楽しみで仕方ありません。しかしあさりだけママから花火大会に行く事をストップさせられます。何としてでも行きたいあさりと、絶対に行かせないママとの攻防戦です。
気になったんですが、あさりは花火大会に行くための条件はあらかじめママから提示されてたんでしょうか?もしそうだとしたらその条件をクリアしてなかったあさりの責任です。もしギリギリまでママが何も言ってなかったんだとしたら「もっと早く言えよ」とは思いますね。そこら辺は描かれてないので想像するしかないですが何となく後者な気がします。まあもし前者だとしてもあさりが事前に条件をクリアしてるかはかなり怪しいと思うので大した問題にはならないですね(ここまで書いといて何だけど)。
で、ママがあさりが逃げないように巨大なピタゴラ装置みたいなものを設置します。さすがは逆さはりつけが行える家、置いてあるものが違います。
この行動はタタミなりの優しさなのか
攻防戦がメインのこの回ですが、一番見てもらいたいのは以下のタタミのシーンです。
ホラ、ホラ、わたあめ、わたあめ。
やきいか、やきいか。
「あさりちゃんの花火大会の話」と聞くと、タタミのこのセリフと絵が一番最初に浮かびます。本当にここだけは鮮明に覚えてますね。うちの兄に「1巻の花火大会の話覚えてる?」と質問したところ、返って来た答えはやはり上記のタタミのセリフでした。
何がこんなに印象に残させるのか、と大人になった今は思わず考えてしまいます。タタミの行動というのは「実際そんな事は無理だろう」というものです。なんですが、あさりもあさりでそんなタタミの行動に結構喜んでるんですよ。このタタミの行動はオチにつなげるものなわけで、便宜上考えたのか、このシーンをメインにしてからオチを考えてたのかはわかりかねますが、何にせよ1巻の名シーンの一つではないかと思います。笑いが起きる、というものではないんですが。
たこ焼き、りんご飴、チョコバナナなんかも食べました
ちょうどこのレビューを書いてる時に近所でお祭りがあり、友人と息子達と皆で行きました。この話に感化されていた私は、何としてでもやきいかを食べたくて無事に買う事が出来ました(わたあめは息子達が好きじゃないので別にいらなかった)。もしあさりちゃん好きの人と一緒にお祭りに行ったらタタミのセリフと行動を真似る事間違いなしだな、と妄想してました。久しぶりに食べたやきいか、美味でした。どうでもいいですが、りんご飴って食べるの難しいですね。
あさりちゃん(第1巻) (てんとう虫コミックス) [ 室山まゆみ ]
|
|