よりぬきあさりちゃん 下(作者セレクション編) TENTOMUSI COMICS LIBRARY / 室山まゆみ 【コミック】
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「あれ」が初登場
3巻も半分過ぎて折り返しです。内容とはそんなに関係ないですがこの漫画ではおなじみの物が初登場です。
病院に行きたくて
今回はあさりとタタミが何としてでも病院に行きたくてお腹を壊そうとする話です。冒頭で白くて丸いものを食べまくっています。その白く丸いものの横に矢印があり、「アンマン」と説明があります。このアンマンは今後この漫画でよく出てくるわけですが非常に美味そうなんですよ。
ただの白くて丸いものなんですが食べてる時にシワが寄ってる感じとか大きさとかが絶妙です。
ママが理由を知った結果
ママは何をやってるのかと怒ります。そこへ一枚の写真が落ちてきて、見るとハンサムな男性が写っています。あさり達は新しく出来た内科の先生だと説明します。その先生に会いたくて病院にかかろうとしてたというわけです。
付き添いでママも来れば先生に会える、とタタミに吹き込まれ
ママはダークサイドに落ちます。
相変わらず行動が早い
ママも加わって3人で頑張る、というのは43話でもありましたがあの時は宝を見つけるため、という動機だったのでまだわかります。しかし今回はただハンサムな医者に会いたい、という至極下らない理由です。
その後タタミが腹痛を訴えるとママは目を輝かせる、という誰が見ても異様な光景が広がります。こういうバカバカしい目的の為にパパを省いた3人で全力で頑張るのはここまで来ると突き抜けてて面白いです。これまでママは、あさりとタタミに厳しく叱るというポジションのキャラとして描かれて来ましたがこの辺りから少しずつあまりまともとは言えない感じが出てきてます。それでもママはいわゆる「ちゃんとした母親」だからこそ、こういった側面がある事を小出しにされるから面白さが増すんでしょうね。
ていうかあさりとタタミは小学生なので腹痛でかかるとしたら内科じゃなくて小児科じゃない?
おわり
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