1巻、2巻同様の締め方
3巻もこの話でラストです。タイトルから分かる通り、今回の話はファンタジーになります。
おとぎ話調で始まる
むかしむかしある国にあさり姫というそれは美しいお姫さまがいました。
という出だしで始まります。あさり姫のビジュアルは37話のシンデレラに近いです。あさり姫の誕生日（と思われる）パーティーに魔女タータミが乱入。名前は若干違いますが完全にタタミです。あさり姫に怒ったタータミが魔法をかけてあさり姫を醜い姿に変えてしまいます。その姿は完全にあさりです。
元の姿に戻るべく、あさり姫はタータミの退治にむかうわけですが、外見だけで無く言葉遣いやキャラも変わってる気がします。
ラスボス登場
あさり姫は最終的にドラゴンと戦うんですが、ドラゴンてこんなのでしたっけ？
 |
Dragons（ドラゴン） フォレストドラゴン 【フィギュア】【レプリカ】【safari】【人形】
|
ドラゴンていうとすぐ頭に浮かぶのはこんなのですがかなりかけ離れてる。
この話に出てくるドラゴンは体が丸っこいです。翼はそれっぽいんですが、頭の上の角（耳かも？）も先が丸いし、体に色がなにも塗られてないんで全体的にうさぎっぽい。あさり姫とのやりとりで巨大である事は伝わりますし、口から火も吹けるようです。なかなか斬新なデザインのドラゴンです。
1巻のラストを彷彿
17話、18話と同じく、悪者のタタミにあさりが立ち向かう、という図式の話でした。この類の話には相変わらずママやパパは全く出てきてなかったです。いつもあさり達の日常の話が描かれてるので、時々このような話を挟むのは読者にとっても作者にとっても特別感が出てくるんじゃないでしょうか。
この話でドラゴンがラグビーのユニフォーム姿であさり姫を蹴飛ばすシーンがありますが、調度このレビューを書いてる時にラグビーW杯が始まったので「タイムリー」なんて思いました。私はスポーツを見ないので微塵も興味ないですが。
次から4巻に入ります。
おわり
 |
|
