5巻と言えば‥
ピエロのような格好をしているあさりが表紙です。
この漫画の大長編は個人的に好きなので久しぶりに読みこむのが楽しいです。
前置きはこの位にして本編へ。
タイトルで大体説明してる
休日の朝、見たいテレビがあると言っていたあさりのために、ママが怒りながらも起こそうとしますがあさりは布団から出ず。そこへタタミが、ママの行動は過保護だと指摘。ママが反論すると、さらにこう言います。
自分はなまけていても親がやってくれる。そういう甘えの強〜い子になるんだって。
ママはこの言葉を聞いて絶句。結構影響受けやすいみたいです。で、「自分のことは自分で」です。
教育改革、始まる
ママが起こしてくれなかった事に違和感を感じたあさりはタタミの元へ。タタミを責めてる時に後ろにママが立っていて、あさりは自滅します。結果、ママのあさりに対する「何でも自分でやるように」という要求はより強くなります。オチは「そんなに言うなら」、といわばあさりがグレる形でエンドです。最後にママがタタミのせいにしてますが、それは違うと言いたい。
あさりはそこまで悪いのか
今回はタタミの言葉に感化されたママが、あさりに対する態度を変える、というものでした。過去に似た話があった気が‥と思い探してみたところ、最後にタタミのせいにしてる点も4話と同じです。4話もそうなんですが、やる事が突然で、しかも極端。育児をする人間としてタタミの言葉に色々考えるのはわかりますが、過保護な人間が罰とは言え外に吊るしたりしますかね(14話なんかでやってます)。
全体的に印象に残るシーンやギャグは無かったんですが、トイレで紙が無くて、ママが持って来てくれず置いてあった新聞で拭いたあさりはさすがに可哀想では‥と思いましたがそれ位でしょうか。
単行本の最初の話って結構記憶に残ってるんですが(特に初期)、この話も内容どうこうより「5巻の最初の話」としての記憶が強いです。
何か全体を通して5巻に対してすごく思い入れのある人のような記事になりました。