83話 あさりの将来

皆の前で音読で発表させられる時間も嫌だった

あさりが作文の宿題が出されます。そのテーマは自分の将来を書く、というものですがあさりは全然書く事ができません。71話でも作文の宿題が出されてましたが、結構短いスパンで作文書かされてるのか?私も大の苦手だったのであさりが苦悩するのもよくわかります。

ただのその場の思いつき

タタミが宇宙の写真集みたいなものを見ていて、その中の惑星の写真を見てあさりは「宇宙飛行士になる!」と言います。

いいんだそれで?

で、すぐ作文に取り掛かるわけですが、あさりが書いたのは

わたしのゆめはうちゅうひこうしになることです おわり

という30字にも満たないというやる気がないにも程がある文章。当然タタミに突っ込まれ、あさりは「宇宙飛行士なんてなにをやるかわからない」から書けないと喚きます。何やるかわからないものを将来なりたいと思ったのか?
タタミはそれを聞いて、それもそうか、と。ならばとあさりに協力する事に。

なぜそうなった

それを聞いて、そうか!と顔を輝かせるのがあさりのアレなところなのか、素直なところなのか。ていうかこのやり取りどっかで見たな?と思ったんですが40話でほぼ同じことやってますね。
あさりは吊るされた状態でクロールや平泳ぎをしたりと結構楽しそう。が、その状況でタタミはママからお使いを頼まれ、あさりに目もくれずにいなくなり、あさりは喚きます。さらに買い物中雨が降り始め、タタミは雨がやむまで待つ事に。外で宙吊りのあさりがどんな状態になっているかは言わずもがな。

さらに訓練は続く

タタミが帰宅後、あさりはバスタオルにくるまれ憮然としてましたが、「宇宙食の訓練をする」と聞いたあさりは喜んでタタミに飛びつきます。
で、タタミが宇宙食だと用意したものをあさりが口にするわけなんですが、これが激マズ。どういったものかと言うと、あさりの好物であるバナナ、ケーキ、ハンバーグを全てミキサーで混ぜたものだと言います。好き嫌いするなとタタミが言い、あさりはそれなら自分で食べろと言い返し喧嘩に。で、その時に現れたママを巻き込む事になって、二人とも怒られてエンドです。最後のコマでママは二人に怒りながら

食べ物で遊ぶなっていってるでしょ!

と言うんですが、この言葉は育児してる人間としても全面的に指示ですね。

喧嘩しなかったとしてもこの訓練が作文には生かせるとは思えない

冒頭でも書きましたが、71話でも作文の宿題が出されたあさりのためにタタミは協力する形であさりと空き家に行ってます。今回も純粋な善意なのか単に面白がってるだけなのかよくわかりませんが、あさりも途方にくれているので、とりあえずタタミの提案に乗っかってますね。で、これまた先述したんですが40話でもあさりのためにコースターを作ってあげて、結果的にあさりがそのせいでひどい目に‥という流れだったんですが、雨の中宙吊りになってる流れは殆ど一緒です。結果はどうあれ、タタミはあさりに悪態つきながらも結構面倒見てますね。結果はどうあれ(2回目)。

にしても「宇宙飛行士になる」からの「宇宙遊泳の練習」として、宙吊りになる、「宇宙食の訓練」と称して不可解な食べ物を食べる、という流れは、本気で宇宙飛行士を目指すにはかなりのこれじゃない感があります。この辺の発想はやはり小学生だな、という感じです。宇宙食に至っては、あんなものを作る辺り「タタミ、結構バカなのか?」と思わざるを得ません。

宇宙食も移り変わりがあるらしい

タタミがあさりに「宇宙に出たら流動食」と言っているシーンがあります。昔は離乳食のようなペースト状のようなものばかりだったようですが、現在は割と普通の食事に近い物を食べているみたいです。
宇宙食、というと思い出す事があるんですが

ていうかこれって宇宙食というよりドラゴンボールの仙豆では?
子供の時に「これが宇宙食か」と思った自分、純粋すぎます(普通は思わない?)。


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