89話 注射がこわい

久しぶりの季節感のあるネタ

61話以来の梅雨の時期の話です。冒頭であさりは雨の中ご機嫌で歌いながら下校してますが、61話のように道で転んだりはしてないようです。成長したという事でしょうか。ていうか至って普通の事ですね。あさりのレベルで物事を見てしまうと、ズレてしまうようです。

梅雨=食べ物がカビやすい、ということで

タタミが理科の実験用に用意したカビを生やしていた食べ物を、あさりがタタミが不在のうちに全て食べてしまい、酷い腹痛に見舞われます。タタミが激怒して、あさりに病院で注射を打ってもらえと脅します。なぜかタタミが病院に連れて行くハメになった上にタタミが川に落ちて病院で立場が逆転というパターンのオチなんですが、笑うポイントや印象に残るセリフとかは特に無いですね。

あさりを庇える点が見つからない

あさりがタタミの物を盗み食いして(実験用の物だけど)、文字通り痛い目に遭う、という話で77話とかぶります。77話はあさりが自業自得と言える目に遭って終わるわけですが、今回はタタミが一番の被害者になってます。実験用のものを勝手に食べられてしまった上に、なぜかあさりをおぶって病院に行かされ、途中川に落とされ、病院で注射を強いられる‥という踏んだり蹴ったり。ここ最近あんまり無かったですが読みながらあさりに対してムカつく話でした(それも77話以来か?)。タタミが好きじゃないという読者であれば、納得できるオチなのか?それにしたって理不尽すぎません?


タイトルとURLをコピーしました