6巻はこの話以外はエキストラだった
今まで恒例になっている「単行本の最終話はちょっと違う話で終わる」というパターンなんですが、今回もまさしくそれ。タイトルに「むかしむかし」とありますが、原始時代を舞台にした話です。ていうかパパのセリフ付きの登場、超久しぶりじゃない?
本当にマンモスを食べていたんだろうか
あさりがタタミと出かけた時に、あさりが崖から落ちてしまいます。怪我もなく無事だったあさりですが、そこで氷漬けになってるマンモスを発見。ママ達のところに戻って報告すると、ママは「一頭分のマンモスがあれば当分肉に困らない」というわけで、ステーキハウスをやる事になります。
これまでの単行本ラストの中では一番好き(大長編を除いて)
原始時代が舞台、と書きましたがイメージとしては「原子家族フリントストーン」というアニメのテイストに近いです。この作品も原始時代にもかかわらず、石で出来た車に乗ったりしてますからね。
ステーキハウスをやればきっと儲かる!とママが喜んでた時に、タタミが大きな石板を持ってくるんですが、そこには
ふぁっしょんしんぶん
なうい原始女性のためのこの一着
と書かれていて、ファッショナブルにな原始ファッション(?)に身を包んだ女性に絵が書かれてます。現代の生活を原始時代バージョンにアレンジしてる、というわけなんですが、ガチの原始時代を描いてもきっと面白くないでしょうからね。こういう洒落っけはギャグ漫画ならではです。
話の流れとしては「いつものやつ」感がありますが、お金を巨大な石だったり、服が獣の皮だったりするだけで「いつもとは違う」感じが出ています。子供の時はそれだけですごく面白く感じて何回も読みました。
大人になって改めて言いますが、やっぱり肉がうまそうに見えてならないです。