なぜあんなものを使ってたのか
あさりがタタミの自転車を壊します。20話でタタミの自転車なるものが出てきてて、あさりが「歩いた方がマシ」と評価した代物でしたが、新しいのを買ってもらえたようですね。
闇金タタミと騙されるあさり
あさりがタタミの自転車を勝手に使い、ドブに落ちて自転車がハンドルしか残っていない状態で帰宅。あさりがケガをしてる事にお構いなしで、タタミは自転車を壊されて激怒し、あさりに折檻をします。
タタミの自転車はかなり立派なものだったようで、五万円弁償しろとあさりに迫りますが、当然あさりは返せません。タタミが少しずつなら返せるだろうから今日は十円でいい、とあさりに言い、
そのかわりあしたは二十円、あさっては四十円。倍ずつ返していくのよ。
あさりはそれを聞いてタタミに「優しい」と快諾。が、八日目で返済額が二千円超えるという事に気づきます。少し考えればもっと早くわかるだろうよ。結局支払額が百六十円になった時点で払う事が出来ず、タタミに部屋の物を差し押さえられます。どこでこんな事を覚えたのか。
ママに家計を任せるのは少し考えた方がいいかも
ママは今月はピンチだがもう少し待てば自転車を買ってあげられるんだからと怒ります。するとタタミがものすごく憮然とした表情になります。ていうかこの顔すごいブサイク。今月ピンチな理由は、
タタミ「ママが、新しいハンドバッグ買ったからよ。」
あさり「ハンドバッグ!?ふえ〜、クツも買ってたよ!」
という事らしく、娘二人に散財を暴露されます。
というわけで月末まで浜野家のおかずはタクワンのみ、という事でまとまります。
これまであさりにタタミが借金を返せと迫るシーンはよく出て来ましたが、今回は大事にしてるものを壊されたわけですから、すぐにでも弁償して欲しい、というのがよく伝わってきました。あさりがタタミに騙される様や差し押さえる様子は、大人の金貸しがやるそれとあまり変わらないように見えます。この話の感じだと、二人が喧嘩に発展→ママからの罰で終わり、という流れが予想がつきやすいと思うんですが、今回は何と最後の最後でママも巻き込まれて、しかも立場が弱くなります。この食生活に巻き込まれるパパも気の毒ですが、ママは物欲は満たされてるせいかそんなに罪悪感もなさそうです。今回もやる事が極端ですが、ママ好きとしてはこのオチは面白いです。あさりとタタミの様子からすると、どうもバッグとクツだけでなく、余罪もありそうなんですが。
101話ではママが音痴だという事が描かれてましたが、少しずつママのメッキ(と言ったら言い過ぎか?)が剥がれてきたかな、という話が出て来ましたね。個人的には歓迎です。ていうか浜野家全員栄養大丈夫か?