108話 愛の共同募金

自分の初のサイフはサンリオのがま口だったと記憶してる

今回は冒頭であさりが持ってるでかいサイフについての解説があります。

このサイフ、中身が入ってることはめったにないそうです。それでもさすがにランドセルからぶら下げるのは防犯上危なくないか?

「国際障害者年」の募金

学校帰り、道では至る所で募金を呼びかけていました。あさりは財布にお金がないので募金から逃げるように帰宅すると、ママとタタミが冷ややかな反応。無一文のあさりは、もしお金があれば募金してたと逆ギレ。それに対しママは

すればいいってもんじゃないの。たとえ一円でも真心をこめれば、心のこもってないお金より価値があります。

と叱ります。

こういった経緯があった後、あさりは330円を手にします(というかくすねる)。募金するかマンガを買うかで揺れるわけですが、ここであさりが募金のお姉さんの前で

えー、わたしは今少しばかりのお金を持っていますが、これはマンガを買おうと思っていますので、心のこもってないお金です。いやいや募金しても価値がないと思いますので、失礼させていただきます。

というセリフを吐き、笑顔でその場から消えます。募金のお姉さん達は怒りのあまり、あさりに投石したい衝動にかられます。

私ならビンタでもしてしまいそうだ

何でしょう、このクソガキ。募金のお姉さん達、よく殴らずにいられたなと。まあでも基本的にはバカだからこういう行動を取った、という事でいいんでしょうか悪気が無さそうなのがより質が悪く見えます。こういう「どういう性格してんだ」という行動も、あさりであるが故に「憎めない」といったところなのか。私は十分憎めるんですけど。今後もこういったクソガキエピソードが出てくるんでしょうか。
次回で7巻は最後です。


タイトルとURLをコピーしました